かつてレアル・マドリーでプレーした元イタリア代表アントニオ・カッサーノ。
メッシ派である彼はクリスティアーノ・ロナウドを何度も口撃してきたほか、先日には古巣に苦言を呈する発言をした。
「レアルのプレーは悪かった。だが、PSG戦もチェルシー戦もかなり運に恵まれた。レアルはリーガでもいいプレーをしていない。カルロ・アンチェロッティはいい気分にさせてくれるが、彼がキャリアで進化させた選手はひとりもいない」と辛辣なものだった。
『Marca』によれば、無能呼ばわりされたアンチェロッティ監督はカッサーノの発言についてこう述べていたそう。
カルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリー監督)
「カッサーノについて何が言える?
誰もが彼がどんな人間か知っている。君も私も知っている。彼について言うことは何もない。
チャビについて?誰もがそれぞれの意見を持っている。どんなチームだって監督するのは難しい。
どんなチームにも要求されるものがある。タイトルを勝ちとること、いいプレーをすること、降格を回避すること。
コーチングは簡単ではなく、難しいものだ。
どのチームが最も難しいかは分からない。とはいえ、好きな仕事でもある。そうでなければ、他のことをやっているよ」
カッサーノがどんな人物かは誰もが知っているとしつつ、あえて反論などはせずにスルーしていたようだ。
ローマやミラン、インテルなどでもプレーしたカッサーノだが、レアルでは29試合で4ゴールに終わっている。