パドレス接戦制す ダルビッシュ7回途中1失点の好投で今季初勝利

【ブレーブス1-2パドレス】@ペトコ・パーク

パドレスは前回登板で9失点KOを喫した先発のダルビッシュ有が7回途中まで96球を投げて被安打4、奪三振8、与四球0、失点1の好投を披露。ダルビッシュ降板後はリリーフ陣が1点のリードを守り抜き、ブレーブスを2対1で破った。好投したダルビッシュが今季初勝利(1敗)をマークし、4番手のテイラー・ロジャースは今季4セーブ目。ブレーブス先発の新人右腕ブライス・エルダーは5つの四球を与えながらも5回途中2失点と粘りのピッチングを見せたが、メジャー初黒星(1勝)を喫した。

パドレスは2回裏一死から連打と四球で満塁とし、オースティン・ノラの押し出し死球で1点を先制。続くジェイク・クロネンワースのセカンドゴロの間に2点目を奪った。7回表先頭のマーセル・オズナにダルビッシュが4号ソロを献上し、1点差に詰め寄られたが、2番手スティーブン・ウィルソンが7回表二死2塁のピンチを切り抜け、3番手のルイス・ガルシアと4番手のロジャースが各1イニングを無失点に抑えて逃げ切り。2対1で昨季王者ブレーブスとの接戦を制した。

ダルビッシュは最初の4アウトをすべて三振で奪う上々の立ち上がり。4回表に無死1・2塁のピンチを招いたものの、後続3人を落ち着いて打ち取り、6回までブレーブス打線に得点を与えなかった。7回表先頭のオズナに一発を浴び、二死後にアダム・デュバルに二塁打を許したところで降板。リリーフ陣がリードを守り抜いたため、ダルビッシュには今季初勝利が記録された。ブレーブス戦での白星は自身初。なお、今季の防御率は6.28となっている。

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