長崎ヴェルカ 優勝持ち越し 試合はアイシンに快勝

【長崎-アイシン】第1クオーター2分、ヴェルカのガード松本がゴール下に切り込む=諫早市中央体育館

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第28節最終日は17日、諫早市中央体育館などで6試合が行われ、首位の長崎ヴェルカは6位アイシンに87-66で快勝した。2位A千葉も5位岡山に84-81で勝ったため、ヴェルカのマジックは一つ減って「1」となり、優勝は次節のアウェー岩手戦(23、24日)以降へ持ち越された。
 ヴェルカは前半、16日の1戦目同様にアイシンの外国人インサイド陣にゴール下を支配されて苦戦。シュートの精度も上がらず、32-36とリードされて折り返した。前半の32得点は今季最少。

【長崎-アイシン】第1クオーター7分、ヴェルカのガード髙比良がシュートを狙う=諫早市中央体育館

 試合の主導権を握ったのは第3クオーターに入ってから。フォワードのボンズの3点シュートを皮切りに12点連取して逆転すると、相手の足が止まりだした第4クオーターはガード松本の速攻、フォワードのギブスの3点シュートなどで一気に差を広げた。
 第29節は22~26日、各地で14試合を実施する。


© 株式会社長崎新聞社