町田啓太、防衛省全面協力の「テッパチ!」で主演。陸上自衛隊員の熱き青春ドラマ

劇団EXILEの町田啓太が、7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「テッパチ!」(水曜午後10:00、開始日未定)に主演。ひょんなことから陸上自衛隊に入隊する主人公・国生宙に扮(ふん)する。

完全オリジナル企画の本作は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。未熟な若者たちが、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命を懸けられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していく。

町田が演じる宙は、高校時代はラグビー部のエースとして全国でも注目される選手だったが、独りよがりな強引なプレーでけがをしてしまう。チームメートから非難された宙は、孤立したまま引退。卒業後は、1人暮らしをするも定職に就かず、フラフラと気楽なその日暮らしの生活をしていた。そんな折、けんかが原因で警察沙汰を起こしてしまい、工事現場の仕事はクビ、住んでいたアパートも家賃滞納で立ち退きを言い渡され、途方に暮れる。

そしてある日、ある男から「お前にピッタリな仕事を紹介してやる!」と声を掛けられる。「寮完備で3食飯つき! 体力自慢のお前にはもってこい!」と言われて紹介された仕事は、なんと国の平和と安全を守る陸上自衛隊だった。訓練生でも給料が出るならと、中途半端な決意の末、宙は陸上自衛隊の候補生になる。生半可な気持ちで入った先には、過酷な訓練が待ち受けていた――。やけっぱちな考えで入隊した宙が、陸上自衛隊という天職に出合ったことをきっかけに、さまざまな経験を経て人とのつながりの大切さに気付き、少しずつ成長していく。

ドラマでは、リアリティーを追求するべく、防衛省の全面協力の下、自衛官のエキストラはもちろん、車両やヘリコプターなども、実際に陸上自衛隊で使われている機材を使用。迫力満載のダイナミックな映像にも注目だ。

町田は「舞台が陸上自衛隊で群像劇というのを聞いて、胸が熱くなりました。実は高校時代に自衛隊の様式を参考にした寮生活を送っていたこともあり、懐かしさと共に不思議なご縁を感じています。そして、オリジナルの脚本ということで、熱量の高いストーリーにワクワクしました」と明かす。

また、演じる役柄については「国生宙は、やけっぱちで実年齢よりだいぶ幼く感じる人物ですが、その未熟さが故にエネルギーが有り余っているところや、どこか憎めない愛嬌(あいきょう)も持ち合わせているのが、とても魅力的だと感じました」と紹介し、「集団生活に難のある性格のこの青年が、どのように陸上自衛隊員になっていくのか、丁寧に、そして大胆に寄り添っていきたいと思っています」と意気込む。

過酷な訓練シーンもあり、「耐えられる以上の体づくりに励んでいます。もうすでに訓練が始まっているような感覚です。未熟な人物たちがもがき成長していく姿を楽しんでもらえるように、この夏をさらに熱く輝かせられるように挑みます。ぜひ、ご期待ください!」とアピールしている。

企画の渡辺恒也氏は「4月からスタートしたフジテレビの新水10枠の第2弾は、陸上自衛隊が舞台の熱血青春ドラマをお届けします! “ニューヒーロー”というこの枠のコンセプト通り、ドラマであまり見たことがない新鮮な舞台設定で、とにかく“熱く”“カッコいい”真夏にふさわしい主人公が誕生します。等身大の若者たちが、陸上自衛官を目指して悩み、時に傷つきながらもあしたに向かって進んでいく姿に、前向きな力をもらえるドラマです」とコメント。

同じく企画をし、プロデュースも担う栗原美和子氏は「20年前から“陸上自衛隊を舞台にした青春ドラマを創りたい!”と発案し、ずっと温め続けてきて、このたび多くの方々の賛同のおかげで、ようやく実現しました。目指すは、明るくて楽しくて熱い、イケメン熱血青春ドラマです! シックスパック・イケメンが勢ぞろいしての、肉体を駆使して一人前の自衛隊員になっていく姿を描きます」と制作の経緯を語り、「中でも一番元気でヤンチャな主役を、町田啓太さんにお願いしました。超イケメンなのはもちろんのこと、日頃から体も鍛えていらっしゃるので、ビジュアル的にピッタリです。一方で内面的には、これまでのスマート&クールイケメンのイメージを払拭(ふっしょく)してもらいたい! 新しい町田啓太を開拓したい!という思いから、オファーさせていただきました。単純で熱くて破天荒で、という愛すべき男性キャラクターに挑戦していただきます。この夏、防衛省全面協力の下、エネルギーあふれるドラマで、全国の皆さんに元気をお届けできたら幸せです」と町田の起用理由についても伝えている。

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