瀬戸芸の滑り出し 香川県知事「想定通りのスロースタート」 来場者は前回比で2~4割ほど

現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」は開幕から5日が経ちました。土日は天候にも恵まれましたが、瀬戸芸の滑り出しについて香川県の浜田知事は「スロースタート」と評価しています。

(香川県/浜田恵造 知事)
「天候もあり、想定通りのスロースタートであったと思います」

県は、開幕から17日までの主な5つの施設の来場者を調査しました。

資料

その結果、前回の瀬戸芸の開幕後4日間と比べて直島の地中美術館は37.3%、女木島名店街は23.6%などいずれも前回の2割から4割ほどに留まりました。

浜田知事は来場者に対して「医療体制が脆弱な島に行くという意識をもって自宅やホテルで検温を行ってから来て欲しい」と呼び掛けました。

香川県によると、17日までに瀬戸芸の来場者が感染したという報告はないということです。

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