朝ドラ「ちむどんどん」の舞台になる『横浜鶴見』、官民連携しPR動画を発信!街に根づいた沖縄文化が熱い!

今週11日に放送が始まったNHK連続テレビ小説の最新作は、沖縄が舞台の「ちむどんどん」(沖縄の方言で「心がわくわく」の意)。
視聴率が早くも人気の前作を上回ったと評判を呼んでいますが、盛り上がりを見せているのがもう一つの舞台となる「横浜市鶴見区」です。

もとより、沖縄・南米タウンがあるなどエキゾチックな「横浜鶴見エリア」は個性的な街として、移住や二地域居住を考える人たちの間で注目のスポット。
NHKの朝ドラでは、鶴見のどんな魅力を見せてくれるのでしょうか。

二地域居住者も注目する鶴見の魅力

横浜市鶴見区はこのほど、沖縄県出身者のコミュニティがある街として地域を一層活性化しようと、ドラマ「ちむどんどん」とコラボした動画を制作するなど、まちを挙げての一大キャンペーンに乗り出しました。

今回の取り組みは、鶴見区役所をはじめ官民学の連携による「ちむどんどん横浜鶴見プロジェクト」です。
その一部を紹介します。

1.ブランディングムービーを制作

横浜市鶴見区の魅力は何といっても「チャンプルー」(沖縄の方言で「ごちゃまぜ」の意)。
多様な文化が共生するまちで、独特な雰囲気があります。

たとえば沖縄・南米タウンを歩いてみると、聞こえてくる多様なイントネーション、空の広さ、さまざまな国の言葉で書かれた看板の数々。
沖縄の風を味わい、南米料理を満喫すれば、ディープなこのまちの魅力が発見できるでしょう。

動画はこちら
題名:TSURUMIチャンプルー ~ちむどんどんするまち 横浜鶴見~
出演:あだにや結、川田 広樹(ガレッジセール)ほか

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2.横断幕とフォトスポットを設置

鶴見区役所に掲示する横断幕(イメージ)

公式ロゴマークの横断幕とフォトスポットを、4月11日から鶴見区役所内で展開します。

横断幕は「庁舎入口」に掲示し、フォトスポットは「夜間受付窓口」に設置されました。

鶴見区役所のフォトスポット(イメージ)

3.コラボ商品の泡盛ボトルを発売

公式ロゴマークのラベルを貼った泡盛が販売されます。
泡盛らしいコクも備えつつ、口当たりは柔らかくなめらか。水割りや炭酸割りで飲むのがおすすめです。
販売は12月末までで、価格は1,320円(税込)。

鶴見区内の酒販店や市内の百貨店などで購入できます。

沖縄出身者と共に成長してきたまち

【横浜鶴見のプロフィール】
横浜鶴見と沖縄の関係は、大正から昭和初期の頃までさかのぼります。

当時の沖縄では、主要産業のサトウキビの凶作などで生活難に陥る農民が続出。
働き口を求め、京浜工業地帯の鶴見へ移住する沖縄県民が増え、その後の沖縄県人会設立を経て、コミュニティとして定着しました。

現在では、沖縄に来たかのような雰囲気の飲食店が集まるエリアもあり、鶴見に息づく沖縄文化はまちを代表する魅力の一つとなっています。

公式ロゴマークの郵便物の消印

この記事と画像の出典:横浜市 公式サイト

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