ドードー、フクロオオカミなど絶滅動物が目の前に!? 渋谷の公園でプロジェクト レア演出も用意

ウォルト・ディズニージャパンが運営するドキュメンタリーチャンネル「ナショナルジオグラフィック」は、絶滅した動物たちがスクリーン上で”再生”するプロジェクト「REVIVAL ZOO 再生動物園」を渋谷・MIYASITA PARK4階で、18日から24日まで期間限定で開催する。

絶滅した動物がスクリーンでよみがえる「REVIVAL ZOO 再生動物園」

ドードー、フクロオオカミ、オレンジヒキガエルの3種類がスクリーン上にランダムでよみがえる。参加者が公園に設置されたステージに上がるとセンサーが反応。手を挙げる動作に反応してフクロオオカミが顔を上げたり、オレンジヒキカエルが飛び跳ねたりする。90秒間にわたり、まるで本物と遊んでいるような疑似体験ができる。3匹は鳥類、哺乳類、両生類から1種類ずつ選ばれた。よろず~ニュースの取材に応じた担当者によると、特定のアクションに対するレア演出も用意されており「いろいろ見ぶり手ぶりで試して皆様の目で直接確かめていただきたい」と呼びかけた。

スタッフを見つめるフクロオオカミ
スタッフに歩み寄るドードー
スタッフの動きに反応するオレンジヒキガエル

「地球環境について考える日」として提案された記念日・4月22日の「アースデイ」に合わせて初開催。地球、生きものについて考えるきっかけになればという思いが込められた。「参加者はこのイベントで絶滅動物たちを近くに感じられるのと同時に、『これらのかわいらしい動物たちはもう地球上には存在しないんだ』と実感します。今、地球では多くの生きものたちが絶滅の危機に瀕していて、それらを守らなければいけない、そんな気持ちになっていただくことをコンセプトにしています」と言葉に力を込めた。

絶滅したカロライナインコの紹介パネル

会場ではカロライナインコやニホンオオカミなどの生態や絶滅理由を紹介したパネルも設置。これらの動物の第2弾、3弾での”再生”に意欲を示した。

若い層をターゲットに掲げ、同所での実施を決めた。担当者は「体験は無料で行えるので、学校帰りとかでもふらっと寄っていただけたら。遠い世界の動物たちと触れあってほしいです」と語った。

「REVIVAL ZOO 再生動物園」(渋谷・MIYASITA PARK4階)

(よろず~ニュース・松田 和城)

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