元SMAP森且行さん、マヒ残るも「生活は平気に」 川口オートに登場 今年いっぱいリハビリ、復帰へ意欲

森且行選手(後列左から2人目)も一緒に記念撮影。前列が交付を受けた6団体の代表=15日、川口オートレース場

 競輪・オートレースの売り上げを原資とするJKA補助事業交付式が15日、川口オートレース場で行われ、補助金交付を受ける埼玉県内10団体(総額1億2900万円)の代表らが出席した。

 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭を県、川口市とともに共催するNPO「さいたま映像ボランティアの会」(補助額1200万円)のほか、食事の安全性の可視化について研究している鳩山町の東京電機大学理工学部(同500万円)、女性アスリートの社会的評価向上に関する研究に取り組む所沢市の早稲田大学人間科学学術院(同300万円)、川越市の東洋大学理工学部(同480万円)の県内3大学も対象になった。

 さいたま映像ボランティアの会の田中一成理事長は「SKIPシティ映画祭は04年の第1回からこの補助に支えられ、世界に注目される映画祭になった」などと、交付団体を代表して謝辞を述べた。

 式典には、昨年1月にレース中の事故で重傷を負ったオートレーサーで、SMAPの元メンバー、森且行さん(48)が来賓として出席。「ふだんの生活は、ちょっと遅いけど、平気になった。厄介なのはマヒが残っていること…。今年いっぱいはリハビリを重ねたい」などと復帰への意欲を語った。

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