「生娘シャブ漬け」発言の吉野家役員が解任「契約関係は一切ございません」

吉野家ホールディングス(HD)は19日、不適切発言をした子会社の牛丼チェーン「吉野家」の伊東正明常務(49)を、吉野家HDの執行役員および吉野家の取締役から解任したと発表した。

吉野家HDは、公式サイトで「当社は、昨日開催いたしました臨時取締役会において当社執行委員および子会社である株式会社吉野家常務取締役の伊東正明氏の解任に関する決議を行い、2022年4月18日付で同氏を当社執行役員および株式会社吉野家取締役から解任しました」などと報告。19日以降「当社と同氏との契約関係は一切ございません」と強調した。

解任理由については「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することの出来ない職務上著しく不適当な言動があったため」とした。

伊東氏は16日に早大が社会人向けに開催した「デジタル時代のマーケティング総合口座」で講師を務めた際、マーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」とするなど不適切発言を行っていた。

(よろず~ニュース編集部)

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