望月歩が「元彼の遺言状」で人生初のホスト役。銀髪は「すごく新鮮」

望月歩が、フジテレビ系連続ドラマ「元彼の遺言状」(月曜午後9:00)の4月25日放送・第3話で、自身初となるホスト役に挑戦する。

ドラマは、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立氏による同名小説を原作にした、痛快リーガルミステリー。原作の世界観はそのままに、映像化に当たってはドラマオリジナルのエピソードも描いていく。

敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)の元彼・森川栄治(生田斗真)が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、麗子がミステリー小説愛好家・篠田敬太郎(大泉洋)と手を組む。先の読めないミステリアスな展開が話題を呼びSNSは大いに盛り上がり、栄治の死を巡っては犯人考察の投稿が相次ぎ、Twitterトレンド1位を獲得。早くも話題沸騰中だ。第2話では、栄治の死の真相が明らかになった。

第3話のエピソードは、麗子のもとへ“武田信玄”を名乗る男から弁護依頼の電話が入るところから始まる。指定の場所へ向かった麗子を待ち受けていたのは、殺人現場の地べたに座り込んだまま周囲ににらみを利かせているホスト・黒丑益也(望月)だった。どうやらホストクラブでは“武田信玄”という源氏名で働いているらしい。死体の身元は進藤不動産社長の進藤昌夫。第一発見者は黒丑で、死体を発見するなり速攻で警察に通報したという。3カ月前、黒丑は進藤から立ち退きの話を持ちかけられていた。その時は穏便な雰囲気だったが、数週間前、再び訪ねてきた進藤はまるで人が変わったように、「1カ月以内に出て行け」と強引に迫ってきたという。後日、黒丑は交渉するために進藤のオフィスを訪ねたところ、今回の殺人現場に遭遇したという。

望月が演じる、殺人容疑をかけられた訳ありホスト・黒丑には、災難が降りかかっていく。今回、役作りのために銀髪に染め上げ、胸元を大きく広げた柄ものシャツにダークスーツ、さらにはピアス、金のネックレス、指輪を身につけたビジュアルを披露する。

黒丑は、原作の新川氏の新刊「剣持麗子のワンナイト推理」(宝島社)に登場するキャラクター。小説から飛び出した黒丑が、ドラマでどんな役割を果たしていくのか注目だ。

望月は「ミステリーだけど一人一人の人間らしさが出ているところがとても面白いと思いました。登場人物のキャラが濃いので、その皆さんと現場でお会いするのがとても楽しみになりました」と明かし、役作りについては「人生初のホスト役なので楽しみです! 普段あまり髪の毛を染めることはないので、銀髪にしてみてすごく新鮮に感じています。あと、黒丑はお酒がすごく強いという設定なので(笑)、お酒を飲んだ翌日の体が重い感覚、だるさみたいなものを役作りで体感してみました」とコメント。

撮影現場の雰囲気に関しては、「綾瀬はるかさんのことは以前から作品を拝見していて、とても好きな俳優の方ですので、正直すごく緊張しています…。でも、“絶対にいい作品ができる!”と感じる熱い現場なので、黒丑役として一生懸命汗をかきたいと思います!」と意気込む。

そして、放送に向けて、「ミステリーの中でも、とても親しみやすい作風だと思います。一人一人の人間らしさを味わっていただければうれしいです。僕自身、作品のポップな部分を壊さないよう黒丑というキャラクターを演じていきたいと思います」とアピールしている。

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