杏、麒麟・川島、井上咲楽がTBS「地球を笑顔にするWEEK」第4弾のキャンペーン大使に

TBSでは、5月2~8日の7日間にわたって「SDGs(持続可能な開発目標)ウィーク」としてSDGsの全社プロジェクト「地球を笑顔にするweek」の第4弾を実施することが決定。杏、川島明(麒麟)、井上咲楽、国山ハセンアナウンサーが、キャンペーン大使に就任することが発表された。安住紳一郎、井上貴博ら、17人のTBSアナウンサーも大使を務める。

同プロジェクトは、一昨年、日本の民放各局に先駆けて初めて開催し、TBSテレビ、TBSラジオ、BS-TBS、CSのTBSチャンネル各社、各番組が参加。さらに、TVer、YouTube、SNSなど配信でも展開するなど、“オールTBS”で取り組んでいる。今回も世界、そして日本で進むSDGsの取り組みなどを紹介。テーマは引き続き「やってみようよ、SDGs」。SDGsを“自分事”にして、一緒に解決を目指すことを呼びかけていく。

杏は「私自身もまだ全部は把握、実践できているわけではないSDGsを、大使に任命していただいたことを通して、少しでもよりよい未来を作っていく一端を担えたらと思いますし、そういったメッセージを皆さまにお伝えできればいいなと思います」と意気込みを語る。

川島は「『大使』ということですが、やりながら勉強していくこともとても多いと思います。(肩書きが)堅苦しく聞こえちゃうかもしれないんですが、僕は分からないなりにもいろんなことを勉強していきたい、という代表だと思って引き受けさせていただきました。身近なことから一つずつ生活を変えていきたいなと思っています」と抱負を述べる。

井上は「最近SDGsという言葉がはやってきて、私のSNSや実家の生活を見て『SDGs的な生活』と言ってもらえることが多く、小さな頃からやっていたことだったので自覚はなかったんですが、今回あらためて日常生活でやっているSDGsを発見したりしています。あとはいろんな目標があるので、世界のSDGsとかそういうものに目を向けていけたらいいなと思います。やってあげている・やらされているSDGsじゃなくて、自然にできるSDGs、みんなが気持ちのいいSDGsを私は発信していけたらいいなと思います」と意欲を燃やす。

国山アナは「TBSが社を挙げて取り組むSDGsキャンペーンの大使として、SDGsへの意識をより一層高めなければいけないなと感じています。今、SDGsという言葉は浸透してきているなと実感しています。大きなテーマに感じるかもしれませんが、気軽にできるものもたくさんあります。どんな目標や課題があるのかを知り、私たち一人一人が行動し持続することが大切だと思います。SDGsキャンペーンではさまざまな取り組みをお伝えします。これを機会に一緒にアクションを起こしましょう!」と呼び掛けている。

さらに、「地球を笑顔にするWEEK」の連動企画として、「世界を笑顔にする広場」(https://www.tbs.co.jp/SDGs_portal/sekai_egao_hiroba/)と題したイベントを、5月3~5日まで、東京・赤坂のSacas広場を中心に開催することが決定した。世界の国々の文化や習慣についての展示や体験ワークショップ、ステージイベントなどが予定されている。

同局のコンテンツ各社では、「地球を笑顔にするWEEK」期間中に、下記の取り組みを実施する。

TBSテレビでは、「THE TIME,」(月〜金曜午前5:20)、「ラヴィット!」(月〜金曜午前8:00)、「ひるおび」(月〜金曜午前10:25)などのレギュラー番組をはじめ、ゴールデン・プライム帯の番組が参加予定。

さらに、今回のSDGsウィークが始まる前日の5月1日には、事前特番「やってみようよSDGs 地球を笑顔にするTV」(午後2:00。一部地域を除く)の放送が決定した。毎回使用している事前特番のセットを今回も再利用。今回は、SDGs17の目標から、目標11の「住み続けられるまちづくりを」と目標1の「貧困をなくそう」をメインに具体例を交えながら、身近な「自分事」として捉えてもらえるよう、「今日からできる対策」を紹介する。

TBSラジオでは、番組横断で共同企画「Challengers」を実施。社会課題解決企業への投資ファンド「taliki」の協力を得てさまざまな企業の取り組みを紹介。「アシタノカレッジ」(月〜金曜午後10:00)、「井上貴博 土曜日の『あ』」(土曜午後1:00)、「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(月〜金曜午後5:00)。また、赤坂のSacas広場を中心に開催する「世界を笑顔にする広場」にて、子どもたちがDJ体験できるブース「子どもTBSラジオ」も実施予定だ。

BS-TBSでは、「中村勘九郎親子のよくわかるSDGs~地球世直し!未来を守る知恵~第3弾」(日時未定)が、昨年に引き続き今回も参加。シリーズ第3弾となる今回は、過去2回のナレーションを担当した中村勘九郎・勘太郎親子に加え次男・長三郎も加わり、親子3人共演のナレーションで届ける。温泉を活用したSDGsな街など、日本各地のSDGsの取り組みを、旅気分を味わいながら紹介する。

レギュラー番組では、田辺誠一が“歴史鑑定人”を務める「にっぽん!歴史鑑定」(月曜午後10:00)が、ジェンダー平等をテーマに、平塚らいてうをピックアップ。「ねこ自慢」(水曜午後11:00)では、リポーターにカミナリ(竹内まなぶ、石田たくみ)を迎え、ネコが暮らすのどかな農園を訪れ、ネコと人が幸せになるための取り組みを伝える。

ジャーナリストの龍崎孝氏がホストを務める対談番組「Style2030 賢者が映す未来」(第3日曜午前10:00)は、ジェンダー平等について考える特別編。この番組は、制作過程においてもCO2排出削減などSDGsに取り組んでおり、今年3月20日の放送回では日本の民放テレビ番組で初の「アルバート認証」を取得した。さらに、ビジネス報道番組「Bizスクエア」(土曜 午前11:00)も参加し、「大転換期の世界経済とニッポンの行方」と題した特別企画を展開。スポーツ番組からも、5月4・5日開催の「女子バスケットボールWリーグ オールスター」が参加し、SDGs貢献活動を紹介する予定だ。

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