「生娘をシャブ漬け戦略」発言の吉野家元常務、アクセンチュアの社外アドバイザーも解任「到底許容できない」

総合コンサルティング企業・アクセンチュアは19日、牛丼チェーン「吉野家」の常務取締役企画本部長として16日の早大での講義で不適切発言を行った伊東正明氏との、社外アドバイザー契約を解消したことを明らかにした。伊東氏は昨年7月から同社の社外アドバイザーを務めていた。

同社はよろず~ニュースの取材に対し「当社では、インクルージョン(包摂性)とダイバーシティ(多様性)を推進し、あらゆる人に平等な機会を提供するという確固たるコミットメントを掲げております。当社の社外アドバイザーを務めていた伊東正明氏による不適切な発言は誠に遺憾であり、到底許容できるものではありません」と説明。伊東氏が代表を務める会社との契約を直ちに解約したと回答した。

伊東氏は16日に早大が社会人向けに開催した「デジタル時代のマーケティング総合口座」で講師を務めた際、マーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」とするなど、不適切な発言を連発。吉野家ホールディングスはこの日18日付で伊東氏を同社執行役員および株式会社吉野家取締役から解任したことを発表していた。

(よろず~ニュース編集部)

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