新日本プロレスはアメリカ現地時間・4月16日(土)、 イリノイ州シカゴ・Odeum Expo Centerにてビッグマッチ『Windy City Riot』を開催した。
『Windy City Riot』
日時:2022年4月17日(日) 18:00(CT)開場 19:00(CT)開始
会場:アメリカ・Odeum Expo Center(イリノイ州シカゴ)
観衆:2,277人(札止め)
第4試合ではBULLET CLUB vs UNITED EMPIREの12人タッグマッチが行われた。
そしてそのカードの中に90年代の新日本プロレスで最強外国人の名を欲しいままにした“超竜”スコット・ノートンがBULLET CLUBメンバーとして登場し、場内を大いに沸かせた。
BULLET CLUBはカール・アンダーソン&ドク・ギャローズ&ヒクレオ&エル・ファンタズモ&クリス・ベイ&スコット・ノートンがチームを組み、UNITED EMPIREはジェフ・コブ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ&TJP&カイル・フレッチャー&マーク・デイビスと対戦。
現在の新日本プロレスマットをパワーで蹂躙するジェフ・コブとノートンの新旧パワー対決や、元IWGPタッグ王者であるアンダーソン&ギャローズが現IWGPタッグ王者のコブ&オーカーンの絡みにも注目が集まった。
最後はカイル・フレッチャー&マーク・デイビス(オージー・オープン)がベイを捕らえ、合体技コリアリスで仕留め乱戦に終止符を打った。
▼第4試合 30分1本勝負
TJP
マーク・デイビス 〇
カイル・フレッチャー
アーロン・ヘナーレ
グレート-O-カーン
ジェフ・コブ
vs
クリス・ベイ ×
エル・ファンタズモ
ヒクレオ
ドク・ギャローズ
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
スコット・ノートン
11分58秒 コリアリス→片エビ固め
<写真提供:新日本プロレス>
■試合後バックステージコメント
アンダーソン「いいか?俺たちにとって試合の結果なんてものは重要じゃない。俺たちは世界的に有名な”OG” BULLET CLUBなんだから。それよりも、シカゴの観客に向けた俺のマイクはしっかり聞いてくれたよな?結果はどうであれ、大事なことは俺がこのレジェンド、スコット・ノートンの隣に立っているということだ」
ノートン「ありがとうな、カール。すごい日になった。でも結託しただけで満足してられない、勝たないと意味がない!だが、一つ言えることは誰にもBULLET CLUBの邪魔はさせない!」
アンダーソン「That’s Too(Sweetと言おうしたところでファンタズモが来る)…」
ファンタズモ「ボーイズ、こっちだ!(バックステージのどこかに)ビールがあるはずだ」
(ギャローズとベイが現れる)
アンダーソン「コメントを締めようとしてたのに!」
ギャローズ「じゃ、俺が締めてやろうか?」
カール「そうしてくれ!」
ベイ「俺たちなしで勝手に締めないでくれよな!」
ギャローズ「ここシカゴでBULLET CLUBが再集結だ!試合の結果は間違いなくクソだが、今日はレジェンドそして2度のIWGPヘビー級王者のスコット・”フラッシュ”・ノートンと一緒にリングに上がれたことが何よりだ。TOO SWEETだ!」
ノートン「お前らは兄弟同然だ。お前ら最高だよ。」
ファンタズモ&ベイ「最高なのはあなただ!」
アンダーソン「今日はサクッと大金を稼いだ!」
ファンタズモ「ビールを盗みに行こうぜ」
ギャローズ「ビールとついでに他のものも盗んでやろうぜ」
ベイ「どうせならあるもの全部盗むぞ」
<写真提供:新日本プロレス>