任期満了に伴う和歌山県那智勝浦町長選挙が19日告示され、元町議で新顔の和泉行洋氏(55)と2期目を目指す現職の堀順一郎氏(63)のいずれも無所属の2人が立候補した。一方で堀氏が新型コロナウイルスに感染したことで異例の選挙戦となりそうだ。投開票は24日。
今回の選挙で和泉氏は「政策で町は変わる」と観光政策の見直しなど、堀氏は「公正・公平な町政の継続」を掲げ自主防への支援拡充などを訴えている。
選挙人名簿登録者数は18日現在、1万2587(男5833、女6754)人。前回の町長選(2018年5月)は無投票だった。
■那智勝浦町長選立候補者 届け出順
氏名▽年齢(投票日現在の満年齢)▽党派・現新の別▽当選回数(かっこ内数字)▽職業・肩書(経歴)▽最終学歴▽住所
和泉行洋(いずみ ゆきひろ)55 無新
食品卸業代表(町議)三重県立伊勢工業高校卒、那智勝浦町天満
堀順一郎(ほり じゅんいちろう)63 無現(1)
町長(東牟婁振興局参事)新宮高校卒、那智勝浦町浦神