潜水士死亡事故 責任者らを書類送検 大分

2019年に大分市の造船所で潜水作業を行っていた潜水士が死亡した事故について、警察は4月19日、業務上過失致死の疑いで当時の現場責任者らを書類送検しました。

警察によりますと2019年10月、南日本造船大在工場で大分市の潜水士の男性(当時36歳)が、ドックの排水作業中に配管に吸い込まれました。

男性は事故発生からおよそ9時間半後に救出されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察は4月19日、当時の南日本造船大在工場の役員(45)と社員(57)、

また潜水士を派遣した会社の役員(72)と社員(49)のあわせて4人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

警察は十分な安全管理が徹底されていなかったとして4人の過失を認定しています。

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