契約交渉中のフェラーリF1とサインツ、希望条件について食い違いとの報道

 2023年からの契約について交渉しているフェラーリF1とカルロス・サインツが、契約期間について合意できずにいるとの報道がなされた。

 サインツは2021年にフェラーリに加入、現在の契約は今シーズン末までとなっている。サインツが昨年から優れた仕事をしていることから、早い段階で契約延長が決まるものと考えられていた。

 サインツは最近、フェラーリとの交渉について「(合意に)到達しつつある」「僕のキャリアにおいて重要な契約だ」とコメントしている。

 一方で、『F1-Insider』は、サインツが2年契約を望んでいるのに対して、フェラーリは1年契約プラス1年のオプションという形を求めていると伝えた。ただ、サインツは速さを見せ、チームに溶け込み、チームメイトのシャルル・ルクレールとの関係も良好であり、フェラーリがサインツを手放すとは考えられず、いずれは何らかの形で合意に至るものと考えられる。

 スペインの『AS』は、サインツとフェラーリが2024年末までの新契約を正式に結ぶ準備が整ったと主張、4月18日付けの記事では、「数日中、遅くても数週間以内」に発表がなされる見通しであると報じている。

2022年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレールとカルロス・サインツ(フェラーリ)が1-2フィニッシュ

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