船内限定で販売 世界自然遺産の島々とタッグ、独自商品開発 マルエーフェリー

オリジナル船内商品「しまじまん」(マルエーフェリー提供)

 鹿児島-奄美・沖縄を運航するマルエーフェリー(奄美市)が、寄港する世界自然遺産の島々の企業と協力したオリジナル特産品「しまじまん」を開発、船内限定で販売している。

 昨年7月の奄美・沖縄の世界遺産登録を祝い、特産品をアピールしたいという客室乗務員の思いから生まれた。奄美大島の黒糖焼酎(150ミリリットル・350円)、徳之島の麹みそ豆(400円)、沖縄のクワンソウちんすこう(540円)と、屋久島のたんかんプチスイート(800円)など計5品に共通のロゴが入る。

 同社の担当者は「各島の自慢したい品を集めた。島の観光発展に貢献できればうれしい」と話す。「フェリーあけぼの」と「フェリー波之上」内の売店で販売している。

フェリー波之上(資料写真)

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