ジンベエ像、宇土市の住吉海岸に 「ワンピース」キャラ10体目 熊本県が7月設置

© 株式会社熊本日日新聞社

宇土市に銅像が設置される漫画「ONE PIECE」のキャラクター「ジンベエ」(県提供)

 熊本県は20日、熊本地震の復興支援として県内各地に設置を進める人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」のキャラクター銅像について、10体目となる「ジンベエ」を7月下旬に宇土市の住吉海岸公園に設置すると明らかにした。

 ワンピース像は熊本市出身の作者、尾田栄一郎さんの協力を得て、これまで被災市町村を中心に主人公ルフィ率いる「麦わらの一味」の9体が設置されている。ジンベエは一味の操舵[そうだ]手として新たに加わったサメの魚人で、県によるワンピース像設置としては今のところ最後の1体となる。

 ジンベエ像は12市町村から県に設置の要望があり、損壊庁舎の建て替えを余儀なくされるなど被害が大きかった宇土市が選ばれた。蒲島郁夫知事は記者会見で「住吉海岸公園から臨む長部田[ながべた]海床路は海への入り口を連想させ、漫画のイメージと重なる。魅力的な風景も楽しんでほしい」と述べた。

 県は今後、10体の像の制作過程を追った映像を「ワンピース熊本復興プロジェクト」のホームページで公開するほか、像を巡るツアーも企画する。(堀江利雅)