【シニアにおすすめの大学公開講座】中大、明大など2022年春の最新情報!知的好奇心をくすぐる講座はコレ!

本格的な春の訪れとともに、いま各大学では新学期の4月から「一般向けの公開講座」が一斉にスタートしました。

今回は「知的好奇心を特に刺激する講座はどれか」を基準に当サイトが選んだ、『シニアにおすすめの大学公開講座』を紹介します。

➊ 中央大学 クレセント・アカデミー〈多摩キャンパス〉

中央大学 多摩キャンパス グリーンテラス

中央大学の生涯学習講座「クレセント・アカデミー」では、知識欲旺盛な60代の方々の姿が目立ち、皆さん熱心に受講されています。

世界的にも独特な「日本語」の謎を解く

■講座名「日本語から探る日本的思考―なぜ私たち日本人はそう考えてしまうのか―」
■講 師:加賀野井(かがのい)秀一〈中央大学名誉教授〉

<講師より一言>
日本語はひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字と字母を4つも持ったおもしろい言語です。
縦書きも横書きもできれば、左から書いても右から書いてもいい。
どうしてこんなことになったのでしょうか。
日本語は「膠着語」(こうちゃくご)という型に分類されますが、4世紀ごろ、まったく違った性質を持つ「シナ・チベット語族の中国語」を表記法に取り入れました。
そこから、世界の他の言語には見られない不思議な運命をたどることになります。

⑴日時:春期全2回:2022年5/18・6/15、秋期全2回:10/5・11/16
〇すべて水曜日 11:00~12:30
⑵会場:中央大学 多摩キャンパス(東京都八王子市東中野)
⑶受講料:6,870円(2回分)

中央大学 クレセント・アカデミーの詳細はこちら

➋ 明治大学 リバティアカデミー

明治大学 リバティアカデミーの講義風景

明治大学の生涯学習講座「リバティアカデミー」は幅広い年齢層の人たちが参加し、活況を呈しています。
受講する方々は40代くらいから、90代の元気なご高齢者の姿も見かけるほど。
最も多いのは60代とのことです。

街なかの彫刻たちの秘密を探求

■講座名「身近にある彫刻たち~東京近郊の彫刻をめぐってみよう~」
■講 師:山田 朝彦〈彫刻家〉、竹山 まゆみ〈フリーアナウンサー〉

<講座の趣旨>
街の中にある美術品のうち今回は彫刻にスポットを当て、日本彫刻会理事長、日展理事を務める彫刻家の山田朝彦氏がわかりやすく解説。
フリーアナウンサー・竹山まゆみ氏によるインタビュー形式で進めます。
受講した後はぜひ、実物を見に足を運んでみてください。

⑴日時:2022年7月23日(土)10:30~12:00
⑵会場:オンライン
⑶受講料:無料(オープン講座のため)
⑷定員:480名

明治大学 リバティアカデミーの詳細はこちら

➌ 東洋大学 春期公開講座〈白山キャンパス〉

東洋大学 白山キャンパスの最寄駅

当校の公開講座では、70代の受講者を多く見かけます。
女性が男性をやや上回っている印象です。
春期公開講座では1人の講師が複数回にわたり、深く掘り下げて講義を行います。

村上春樹のミステリアスな世界へ

■講座名「村上春樹入門~短編小説を読む~」
■講 師:石田 仁志(東洋大学文学部教授)

<講師より一言>
日本を代表する作家・村上春樹氏の短編小説の魅力を探り、長編小説とは違った面白さと奥深さを学びます。
昨年は氏の短編小説「ドライブ・マイ・カー」を原作とした映画がカンヌ国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞しました。
氏の短編小説は独特のミステリアスな雰囲気と、哲学的ともいえるテーマ性に大きな魅力があると思います。

⑴日時
第1回:5 月26日(木)「中国行きのスロウ・ボート」より
第2回:6 月30日(木)「蛍・納屋を焼く」より
第3回:7 月28日(木)「レキシントンの幽霊」より
〇各回とも14:00~15:30(90分)

⑵会場:東洋大学 白山キャンパス(東京都文京区白山)又はオンライン
⑶受講料:対面 4,950円(全3回分)、Web 3,300円(全3回分)

東洋大学 春期公開講座の詳細はこちら

この記事と画像の出典:中央大学、明治大学、東洋大学の公式サイト

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