昔とは大違い!大学受験雑感~入学準備編~

前回[受験期編] からの続き

ごきげんよう!mamanです。

前回の記事から、息子の大学受験で特に印象的だったことを書いています。

前回は、受験期編でした。
今回は、入学準備編です。

今の受験は、自分が大学受験をした時とは大きく変わっています。
受験方式の変化に加え、コロナ禍という厄介な因子も加わり、大変だったことは数知れず・・・。

「イマドキの出願はWebなの!?」
(紙の書類を郵送する場合もある)

「受験票は各自で印刷して持参するの!?」
(用紙のサイズやカラー・白黒などは大学ごとに指定あり)

「受験料の支払いはクレジットカード払いもできるの!?」
(お高い受験料なのでポイントがつくのはありがたい)

などなど、自分の時とは大違いな受験期の諸々の戸惑い(苦笑)。
無事に受験が終わって入学準備の段階になっても、戸惑うことはたくさんありました。

ノートPC必須

入学準備で自分の時と明らかに違っていたことは、「ノートPC」が必須ということです。
今年度は対面授業メインで考えていると大学側からは言われていますが、コロナ禍を経て、もはやオンライン授業を念頭に置いた準備は必須のようです。
(住まい探しでも、無線LAN環境は重要な条件になります)

PCは何でもいいわけではなく、在籍する学部が推奨するスペックを満たすノートPCを用意しなければなりません。
テスト期間中にうっかり損傷しても無料で代替機が借りられて、故障時も少額の自己負担で済むなどの4年保証が付いた大学生協モデルに、プリンターやら何やら必要なものをマルッとセットで購入すると、20万円を超えました。
大学生は、飲み物をこぼす、粗雑に扱って画面が割れるなど、不注意による故障か多いそうです。
うちの息子ももれなくやらかしそうなので、少々割高でも保証付きの方が安心だと考え、大学生協推奨モデルを購入しました。

その他に、タブレットや、大学生モデルの電子辞書(理系モデル、外国語モデルなど、種類はいろいろあるようです)なども含めると、デバイス周りだけで30万円以上かかってしまいました。
これは、自分が大学生になる時には必要なかった費用です。

大学の費用というと入学金と授業料だけを考えがちですが(私もそうでした)、今は、それら以外に、各種デバイスにかかるお金も用意しておく必要があります。

大事な履修登録も、息子の場合は入学前にオンラインでガイダンスがあり、疑問点などは後で個別に事務課に問い合わせるという流れだったので、入学前に操作にも慣れておく必要がありました。
そのためのスキルアップ講座なども用意されていましたが、それにも受講料が必要だったり・・・。

でもイマドキの子達は、入学前の健康診断時などに連絡先の交換などをして既に友達ができている状態で入学式を迎える子も多く、SNSからサークルの新歓に参加して先輩と知り合っておいたり、情報交換しながら時間割を組んだり教科書を購入したりしているようです。
たくましいですよね。

「18歳成人」による煩わしさ

あとは、18歳から成人になったので、住まいの契約などでも、本人でなければ用事がたせないということがありました。

保護者であっても、
「ご本人様からのお問い合わせでないと対応できかねます。」
などと言われてしまい、社会のことなど何もわかっていないのに年齢だけは「成人」である息子が、四苦八苦しながら問い合わせをして、契約書類を書く・・・などということも大変でした。

昨日も、
「振り込みってどうやるの?」
というメッセージが来ました。

夫の方には、夜中に
「なんとかのPDF化がどーたらこーたら・・・」
というメッセージが来たそうです(笑)。

夜中まで1人で奮闘して、にっちもさっちもいかなくなったのだと思いますが、
「人に連絡する時間は考えなさい!親だからまだいいようなものの、よそ様に連絡するには常識的な時間というものが・・・。」
と、お説教する羽目になりました。
今まさに、社会勉強中!といった感じです(苦笑)。

こんなことでちゃんと大学生になれるのか不安ではありますが、これからも、イマドキの大学生のリアルな実態について、親目線で感じたことがあれば、綴っていきたいと思います。

maman
地方在住のアラフォーママン。 夫と、ティ―ンエイジャーの息子・娘と暮らし、教育関係の仕事をしながら、母親としての日常や思いを綴っています。

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