呉市の障害者就労支援施設が、およそ5年間にわたり、2千万円以上の給付金を不正に受け取っていたことが分かりました。
呉市の障害者就労支援施設「ひかり作業所」は利用者の個別支援計画を作成するなどの適切な手続きを行わず、2017年から約5年間にわたり、2357万円あまりの給付金を不正に受け取っていたということです。
呉市は施設に対し、不正に受け取っていた金額に加え、法律に基づいた加算金合わせて約3300万円の返還を求めています。
また、ひかり作業所など3つの施設に対して、5月1日から半年間、新規利用者受け入れ停止の処分を行っています。
施設によりますと、呉市から請求されている返還額について、すぐに返還する意向だということです。