GWの子連れおでかけは宮島水族館がおすすめ!家族みんなで楽しもう

世界遺産の厳島神社がある宮島は、人気の観光名所ですよね。大人向けの観光地と思われがちな宮島ですが、実は「宮島水族館」は、子連れにぴったりのお出かけスポットです。

今回は、ゴールデンウィーク期間の限定展示も開催されている宮島水族館に行ってきました。

宮島水族館への行き方

宮島へ行くには、宮島口旅客ターミナルから「JR西日本宮島フェリー」もしくは「宮島松大汽船」に乗り、宮島桟橋へ渡る必要があります。2社は同じ船乗り場に隣接しているため、お好みで選ぶことができますよ。

今回は、宮島の大鳥居まで迂回して進むJR西日本宮島フェリーに乗ることにしました。早く宮島に渡りたい人は、直行する宮島松大汽船がおすすめです。

宮島フェリーは公共機関とも隣接!

宮島口旅客ターミナルは「広電宮島口」のすぐ目の前にあります。現在新しいホームが開設中です。

宮島口旅客ターミナル前を直進すると、徒歩5分ほどの距離にJR宮島口駅も存在!宮島へのアクセスは良好ですね。

近くには有料駐車場もありますが、観光シーズンはどこも満車で停められないことがあります。公共機関の利用がおすすめです。

宮島へ渡ってからは、徒歩40分ほどで宮島水族館へ着きます。長時間歩くことになるため、小さな子どもがいる場合は、ベビーカーを持って行くと安心ですよ。

小道も多く、複雑な道なりもありますが、宮島内の至る所に道案内の看板や標識が出ているため、迷う心配もなさそうです。

〇JR西日本宮島フェリー

所在地:広島県廿日市市宮島口1丁目11-5
TEL・FAX:0829-56-2045
対応時間:9:00~12:00/13:00~17:00(土日可)
大人:片道180円 往復360円
6歳以上12歳未満(小学生):片道90円 往復180円
自動車航送運賃(片道):3m未満790円、3m以上4m未満1,210円、4m以上5m未満1,690円、5m以上6m未満2,210円
運航ダイヤ:通常ダイヤ、臨時ダイヤ、多客ダイヤ、年末年始ダイヤ、管絃祭ダイヤ

〇宮島松大汽船

所在地:広島県廿日市市宮島口1-11-6
TEL:0829-44-2171
大人:片道180円 往復360円
小学生:片道90円 往復180円
※未就学児は有料人員1名につき無料・0歳児は無料
自動車航送運賃(片道):790円~大きさにより加算
運航ダイヤ:10分~15分間隔

宮島水族館は体験イベントがいっぱい!

宮島水族館では、瀬戸内ならではの展示もされており、宮島の海を感じることができます。体験型のイベントや展示も多く、見るだけでなく全身で楽しめますよ。

海のめぐみエリアで牡蠣いかだを覗こう

宮島水族館には、1階と2階のどちらも使った大きな牡蠣いかだがあります。牡蠣の周りを泳ぐ魚も見ることができますよ。

2階からは、箱メガネを使って水中を覗くこともできます。牡蠣の養殖を学ぶきっかけにもなりそうですね。

ひれあしプールでアザラシやペンギンと2ショット

ひれあしプール前では、アザラシやペンギンと2ショット写真撮影会も開催されています。触ることはできませんが、近くで動物を見られるチャンスですよ。状況によっては人数制限がされることがあるため、早めに集合しておくのがおすすめです。

〇アザラシ撮影会
平日:11:10~
土日祝:なし

〇ペンギン撮影会
平日:11:30~/14:00~
土日祝:10:45~/14:15~

ライブプールのアシカライブ

ライブプールでは、一日に数回アシカのライブが開催されています。かわいいアシカたちの一生懸命なパフォーマンスに会場は大盛り上がり!ショーの途中では、子どもがアシカの輪投げを体験することもできました。

〇アシカライブ
平日:10:30~/13:00~/15:30~
土日祝:10:00~/11:30~/13:00~(記念撮影会あり)/15:30~

「はつこいものがたり」で鯉にタッチ

2022年3月5日から5月8日までの期間限定で開催されている企画展「はつこいものがたり」では、鯉に触れるエリアが設けられていました。

鯉が泳ぐ水槽に指1本入れて触ることができます。人から触ろうと近寄ると鯉が逃げてしまうので、指を入れたまま少し静止しておきます。すると、鯉からタッチしにきてくれましたよ。触ったあとは、近くに用意されている水道で手を洗いましょうね。

ふれあいの磯で水の中から直接ふれあい

ふれあいの磯エリアでは、ヒトデなどの生き物を直接触ることができますよ。さらに、ジャブジャブタイムでは、水の中に足を入れて楽しむこともできるので、子どもたちから人気です!

はつこい庵は体験が充実!

宮島水族館に2021年夏、新しく登場した「はつこい庵」は、広島にゆかりのある生き物と和を感じられる空間になっています。

四季池畔では、床にも池と鯉が映し出されています。池の中を歩くと、ちゃぷちゃぷと歩く音とともに、水面が揺れていきます。浮かぶ植物が四季を巡って変化していくため、観察しても楽しいですよ。

エリア中央に存在する水紋鏡では、ドクターフィッシュが泳いでおり、手を入れることができます。魚に食べられるような不思議な感覚を味わうことができますよ。水紋鏡には水道も用意されているので、触ったあとはすぐに手を洗えます。

バックヤードを覗き見できる

宮島水族館の大水槽である「いやしの海」の水槽上部に入ることができます。実際に、エイが水槽から頭を出した姿を見ることができました。

柵はありますが、小さな子どもは落ちないように注意してくださいね。

そのほかにも、スナメリの水槽も上から見ることができますよ。訪れたときは、ちょうどご飯の時間だったスナメリ。飼育員さんからご飯をもらったり遊んだりしていました。

宮島水族館は、通常の飼育や展示だけでなく、体験できるコーナーが多かったのが印象的でした。子どもだけでなく大人もワクワクが止まりません!

〇宮島水族館

所在地:広島県廿日市市宮島町10-3
営業時間:9:00 ~ 17:00 ※最終入館時間は16:00
休館日:なし ※施設設備や点検のための臨時休業日あり
TEL:0829-44-2010
個人入館料:高校生以上 1,420円/小中学生 710円/4歳以上 400円 ※4歳未満無料
年間パスポート:高校生以上 3,560円/小中学生 1,730円/4歳以上 1,010円

宮島水族館だけで食べられるフードも注目

宮島水族館内には「みやじマリンキッチン」が入っており、広島ならではの食事が楽しめます。店内で食べられるほか、テイクアウトにも対応していました。希望日の7日前までであれば、電話予約もできますよ。

今回注文したのは「オクトパスバーガー」550円(税込)と、「初こいsquash!」200円(税込)です。オクトパスバーガーは、甘辛いタレがかけられたタコの唐揚げと野菜のかき揚げがたっぷり入っており、タルタルソースがかかっています。バンズもボリュームがあって、食べ応えバツグンです!

初こいsquash!は、レモン味とブルーキュラソー味に加えて、アメリカンチェリー味が新登場していたので、注文。強炭酸が爽快で、暑い夏の日にも合いそうですよ。

ホットカフェラテ、アイスカフェラテ、缶ビールを除くドリンクメニューは、フードと注文することで150円(税込)でいただくことができます。初こいsquash!も、今回セットで飲むことができました。

フードコート内には、ぬりえコーナーもあるので、待ち時間も退屈せずにすみそうですね。

〇みやじマリンキッチン
営業時間:10:00~16:30
ラストオーダー:フード16:00/ドリンク16:15
TEL:0829-40-2055

宮島水族館までの道のりもワクワク

宮島水族館に行くまでの道のりには、厳島神社などの神社が多数あります。大鳥居は改修中なので見ることはできませんが、宮島の景色を一望できますよ。また、島のあちこちで、野生の鹿がお散歩中!手に持つ食べ物などを取られないように気をつけてくださいね。

宮島水族館で家族の思い出を作ろう

宮島水族館は、通常の展示のほかに広島ならではの展示がたくさんあります。ほかの水族館では味わうことができない体験が待っていますよ。触れ合えるイベントも多数開催しているので、子どもの好奇心を刺激できそう!ぜひ、宮島水族館で家族の思い出を増やしてくださいね。

ライター・丸山希
※今回紹介した情報は、2022年4月19日時点のものです。公開時に内容が変更となる可能性があります。

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