藤沢市の片瀬漁港でイワシの豊漁が続いている。年明けから漁獲が増え始め、多い日には20トン近くが定置網にかかり、水揚げされている。同漁港で月2回開催される地産地消イベント「フィッシャーマンズマルシェ」では、1ザル(約1キロ)300円で提供。毎回午前中には完売する人気になっている。
仲卸を営む榎本正彦さんによると、同漁港では2月頃から定置網にかかるイワシが増え始め、3月に入ると大群が押し寄せるようになった。イワシの漁期は3~8月。この時期に連日6~20トン近くの水揚げが途切れず続くのは経験したことないといい、「これだけの豊漁がいつまで続くのか見通しがつかない」と話す。