アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初制覇を狙うJ1川崎は21日、ジョホール・ダルル・タクジム(JDT)との1次リーグ第3戦に臨む。20日に公式会見を行った鬼木監督は「地元(マレーシア)のチームで難しい試合になる。しっかりとした覚悟をもって挑みたい」と意気込みを語った。
開催地ジョホールが本拠地のJDTは広州(中国)に5─0、蔚山(韓国)に2─1と連勝し、I組首位に立つ。川崎は現在1勝1分けの2位で追う状況だ。
相手のミスを突くショートカウンターに迫力があり、指揮官は「蔚山の試合で改めて力のあるチームだと確信した。自分たちは100%の力を出さないと勝てないと思っている」と警戒。左DFの佐々木は「球際や切り替えで負けないようにしたい」と闘志をのぞかせる。
当日は多くの地元ファンが駆け付けるとみられ、完全アウェーの難しい一戦になる。佐々木は「雰囲気にのまれないことが大事。結果はもちろん、内容でも圧倒して勝ちたい」と必勝を期した。