バスケットボールBリーグ第32節は20日、各地で9試合を行い、東地区の宇都宮ブレックスは同地区の川崎に68-64で競り勝った。通算成績は35勝14敗で順位は4位のまま。西地区の三河も勝ったためチャンピオンシップ(CS)進出は持ち越しとなったがマジックを1に減らした。
第1クオーター(Q)は鵤誠司(いかるがせいじ)の2本の3点シュートやアイザック・フォトゥのアタックで加点。川崎も要所で3点シュートを決めるなどしたが堅守で流れをつかませず18-12。第2Qは序盤からテーブス海(かい)の3点シュート、竹内公輔(たけうちこうすけ)の3点プレーなどで連続11得点を奪い、41-28と点差を広げた。
第3Qは立ち上がりにフォトゥが5得点を挙げ、比江島慎(ひえじままこと)の3本のフリースローでも得点。守備も強度を維持し、スチールした鵤も速攻からの得点を決めるなど反撃を防いだ。57-43で突入した第4Qは一転してファウルがかさみ残り12.6秒で1点差まで迫られたが辛くも逃げ切った。
次戦は23日午後3時5分から、同会場で東地区の秋田と対戦する。