日本代表とワールドカップのグループステージで対戦することになったドイツ。
守護神に君臨してきたマヌエル・ノイアーは先月で36歳になった。
ここでは、彼から最も多くのゴールを奪ってきた天敵選手たちをまとめてみる。
5位タイ アーリン・ホーラン
通算5ゴール(6試合)
ドルトムントで得点を量産し続けるモンスターFW。
ノイアーとは対戦した6試合中4試合でゴールを奪っており、まさに天敵となっている。ただし、試合結果はノイアーの6戦全勝で、ホーランはまだ一度も勝っていない。
なお、彼が最も多くのゴールを奪っている対戦相手は、RBライプツィヒとヴォルフスベルガー(オーストリア)の6ゴール。バイエルン戦での得点数はそれに次ぐ多さとなっている(ノルウェーのブランも同じく5点)。
5位タイ マルティン・ヒンターエッガー
通算5ゴール(10試合)
フランクフルトで日本人選手とプレーしてきたオーストリア代表DF。
センターバックながら通算5度もノイアーが守るゴールネットを揺らしてきた。代表戦で1点、クラブで4点をマークしている。
2020年5月のバイエルン戦ではノイアーから2ゴールを奪うもオウンゴールも献上し、5-2で大敗。通算戦績はノイアーの5勝1分4敗と拮抗している。
5位タイ アントワーヌ・グリーズマン
通算5ゴール(11試合)
今季、古巣アトレティコ・マドリーに復帰したフランス代表FW。
代表戦での対戦数(6試合)のほうが多く、5ゴール中4ゴールも代表戦で決めたものだ。
EURO2016年の準決勝ではグリーズマンの2ゴールでフランスがドイツを2-0で撃破している。対戦戦績はグリーズマンの6勝1分4敗。
5位タイ エディン・ジェコ
通算5ゴール(12試合)
長谷部誠らとともに2008-09シーズンにヴォルフスブルクのブンデスリーガ優勝に貢献したボスニア・ヘルツェゴビナ代表FW。
代表戦を含めてシャルケ時代のノイアーから得点を何度も奪った。ただ、バイエルン移籍後のノイアーからはゴールを奪えていない。なお、対戦戦績ではジェコが5勝3分4敗と勝ち越している。
4位 マーティン・ハルニク
通算6ゴール(18試合)
日本人選手ともプレーした元オーストリア代表FW。
迫力あるドリブルと裏への飛び出しで主にサイドアタッカーとして活躍した。
ノイアーとは代表戦でも対戦しており、EURO2012の予選ではゴールも奪っている(6得点はU-21代表時代の得点も含む)。対戦戦績はノイアーが15勝2分1敗と大きく勝ち越し。
34歳になったハルニクはプロ選手は引退したものの、義理の兄弟であるマッティア・マッジョとともにドイツ5部のダッセンドルフでプレーしている。
3位 ロベルト・レヴァンドフスキ
通算7ゴール(15試合)
現在はバイエルンでチームメイトとしてプレーする2人。
レヴァンドフスキがドルトムントに所属していた2014年までは敵として戦ってきたほか、代表戦でも対戦している。
2012年のDFBポカール決勝でドルトムントがバイエルンを5-2で撃破した一戦では、香川真司のアシストなどでハットトリックの大暴れを見せた。
代表戦でも3試合で1ゴールを記録している。なお、対戦戦績はノイアーの6勝4分5敗。
2位 マルコ・ロイス
通算9ゴール(30試合)
2012年からプレーするドルトムントで350試合以上に出場してきたロイス。クラブ史上初となる100ゴール・100アシストを記録したレジェンドだ。
2人はボルシアMG・シャルケ時代から対戦を続けてきた間柄。ロイスはノイアーにとって最も対戦数が多い選手でもある。戦績はノイアーが18勝4分8敗と勝ち越している。
1位 クリスティアーノ・ロナウド
通算10ゴール(9試合)
対戦試合数よりも多くのゴールを奪うなどノイアーをカモにしているロナウド。
2017年の対戦ではハットトリックを記録するなど、ブンデスリーガで一度もプレーしたことがないにもかかわらず、驚異的な得点率を誇る。
代表戦では3度対戦しており、直近の対戦であるEURO2020でもロナウドはゴールを決めている。ただし、戦績はノイアーの5勝4敗。