旧吹屋小学校 保存修理工事が終わり一般公開 連休にはライトアップも 岡山・高梁市

岡山県の重要文化財、高梁市の旧吹屋小学校の保存修理工事が終わり21日、一般公開されました。

(訪れた人は―)
「すごい雰囲気も良くって何だか落ち着くというか、昔の私の小学校時代を思い出すようなほっとするような場所だなと思いました」

記念式典には高梁市の近藤隆則市長や来賓ら約50人が出席しました。

旧吹屋小学校は1900年に東校舎と西校舎が完成、その9年後には本館が完成しました。2012年3月に閉校となるまで、国内最古の木造校舎として使われました。

東校舎の復元教室は、明治時代の教室が再現されています。また、本館2階の展示室には閉校当時に使っていた理科の実験道具や楽器が展示されています。

旧吹屋小学校ではゴールデンウィーク期間中、ライブやコンサート、校舎のライトアップなどが予定されています。

今後、高梁市では、観光の拠点にしていきたいとしています。

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