ウルグアイ代表、“五月の太陽”を描く「2014W杯」南米予選ユニフォーム

11月に開幕する2022カタール・ワールドカップに出場するウルグアイ代表。W杯は4大会連続14回目の出場となる。

ウルグアイといえばユニフォームのデザインに定評があるが、ここでは出色の出来栄えだった2012モデルをご紹介したい。

Uruguay 2012 Puma Home

主に2014ブラジルW杯・南米予選で使われた2012モデル。2013年にはコンフェデレーションズ・カップに出場したが、その大会では特別デザインのキットを着用したため、この2012モデル着用はW杯南米予選がメインとなった。

ウルグアイにとって重要な意味を持つ“五月の太陽”を、エンボスで前面右肩部分にプリント。全体にシャドーストライプをあしらい、どことなくレトロな雰囲気が漂うデザインが好評だった一着である。

2014W杯・南米予選は開催国ブラジルが不在にもかかわらず、ストレートで本大会行きが決まる4位以内を逃し5位で終了。出場枠をかけてアジア代表と大陸間プレーオフを戦うこととなった。

その大陸間プレーオフではヨルダンと対戦。2試合合計5-0で勝利し、W杯出場を決めている。

詳細は端折るが、スペインからの独立を勝ち取った「五月革命」。2012モデルは、その象徴である“五月の太陽”を右肩に配し、代表チームのユニフォームに相応しいデザインへと仕上げている。

今では貴重な2012モデルの新品デッドストックユニフォームが「Qoly × LFB Vintage」で入手可能だ。

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