大竹まこと、ウクライナ避難民の子供たちが靴を欲しがっていると聞く

21日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)で、タレントの大竹まことが、医師の鎌田實氏にウクライナ避難民へ送った意外な支援物資について話を聞いた。

番組では、「大竹メインディッシュ」のコーナーに鎌田氏が登場した。

鎌田氏は、チェルノブイリ原子力発電所事故の患者治療に協力した縁でウクライナと関係が深く、今回のロシアのウクライナ侵攻により発生したウクライナ人避難民への支援活動もしているという。

鎌田氏が支援しているのはウクライナ国内のウジュホロドとポーランドのクラコフにいる避難民の子供たちだそうで、YouTubeなどのライブ配信を通じて連絡を取っているようだ。

その子供たちに欲しい物を聞いた際、鎌田氏は想像していなかったものを頼まれたそうで「僕は学用品とランドセルとおもちゃとお菓子までは想像ついて準備したんだけど。子供たちがね、靴が欲しいって言うのよ」とそれが靴だったと明かした。

大竹が「靴?」と聞くと、鎌田氏は「あまりテレビで靴とか言わないからさ。避難するときにバッグひとつに、寒くなるといけないからジャンバーとTシャツとパンツと‥、そういう物は入れてくるんだけども、大概の人は靴を入れてないんですよね。一足履いたまんまの着の身着のまま。ポーランドの学校に行くのに靴がない、運動靴がないって言うんですよね」と説明した。

なお、運動靴に関しては、すぐに購入して現地の支援団体を通じて子供たちに届いたとのことで鎌田氏は「靴を送ったら子供たちの笑顔がすごいんですよね」と話した。その話を聞いた大竹は「道を舗装された場所ばっかり歩く訳じゃないだろうし、どこでも歩ける丈夫な靴、送ってあげたいなと思いますね」と返したのだった。

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