予約に明暗も GWの過ごし方は? 大分

旅行代金を補助する「県民割」について、政府は1カ月延長する方針を固めましたが、混雑が予想される来週からのGW期間は対象外としました。業種によっては、予約状況に明暗が分かれたところも。皆さんは2022年のGWをどのように過ごしますか?

主婦インタビュー

「親子で2人だと遠くて行けないような公園をパパと車で行ってみようかなと思っている。」

専門学生インタビュー

「どっかに行こうと前々から考えていたけど、みんないる県がバラバラなので集まるのもなと思って夏休みに延期しようって。」

新型コロナが未だ収まらず、遠出を控える人が多い2022年のGW。県民割も対象外となり、人流の停滞は公共交通機関の利用にも影響が出ています。

大分バス乗合課 倉本佳明課長代理インタビュー

「GW期間中に高速バスとか(増便を)コロナ以前はさせてもらっていたけどなかなか(予約が)無いのが現状。期待していただけに残念。」

大分バスでは例年GW期間やイベントがある際に1日に1,2便増便します。

福岡行きの高速バスは土日祝日は28往復運行していて予約で埋まるこの時期に増便を検討しますが、2022年は予約が半分ほど。臨時便は出さないことを決めました。

大分バス乗合課 倉本佳明課長代理インタビュー

「コロナが収まってお客様の流れが活発な動きを見せてくれたら大変助かる。」

利用者が伸び悩む公共交通機関の一方で、予約が相次ぐ会社も。

キャンピング大分 宮成真人店長インタビュー

「現段階で1台を除いて全ての車両がご予約をいただいている状況。」

キャンピングカーのレンタルや販売を行うこちらの会社では毎年GWの利用者を抽選で決めていて、今年は2021年の12月から予約を希望する人がいたといいます。

キャンピング大分 宮成真人店長インタビュー

「キャンピングカーであればグループや家族など知っているグループ単位で移動が出来るので最小限の人数で旅行ができるのがメリット。」

普段は1~2日のレンタルが多いですが、GWのような大型連休では数日レンタルする人も多く、今回は最長で11日間借りる人もいるそうです。

県内その他のレンタル会社でもGW期間は予約が全て埋まるなど問い合わせが増加しているということです。

キャンピング大分 宮成真人店長インタビュー

「キャンピングカーは移動するホテルのような使い方ができるので、旅行先をあまり決めずに気ままに旅が出来るのでぜひ楽しんでもらいたい」

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