「お金」の教育から学ぶこと 大分

OABではこの春から、「SDGs」、持続可能な17の目標の達成に向けて取り組んでいます。じもっと!OITAでも県内のSDGsに関する取り組みを紹介しています。きょうはこちら。「質の高い教育をみんなに」

この春から、高校で「資産形成」の授業が必修になりました。「お金」の教育から学ぶものとは?

 

別府市役所で開かれた絵本の贈呈式。タイトルは「おかねはどこからやってくる?」園児や小学生にもお金の大切さが分かりやすく書かれた内容で、子育て世代に向けたサービスを提供する大分市の会社が64冊を贈りました。

GOEN代表取締役 三浦康司氏:

「全国の子どもたちとお父さんお母さんが読むことでそういった勉強に対して一歩踏み出そうかなというきっかけになってもらえれば」

こちらの会社は、子どものうちからお金や投資に興味を持ってもらおうと県内で小学生などを対象にしたマネースクールを開いています。

4月から高校の家庭科の授業の中で、「資産形成」が必修化され、 投資や株式について学ぶことになりました。

背景には、成年年齢の引き下げやライフプランの多様化があるとされ、お金の教育に注目が集まっています。

必修化に街の声は・・・

50代女性:

「社会人になった時、自分で稼ぐまでは親のお金送るので、そういうのがちゃんとできたらなぁと思います。お金の大事さが分かるかな」

30代女性:

「そういうことを早くから意識してほしいけど、いま小学生なので、何とも言えない。まだ難しいかなぁ」

県教育委員会は、「将来を見通す力や資金計画を立てる力などを早いうちから養ってほしい」としています。[(https://youtu.be/Rv-Sjkilxc4)

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