出場を逃した強豪の「W杯で着たかもしれない」ユニフォーム10選

2022カタール・ワールドカップ出場を逃したイタリア代表。

チームを見られないのは勿論だが、大会に向けた新ユニフォーム姿を見られないのも大変残念である。

ここではそんな2022年のイタリアのように、出場を逃した強豪国の“W杯で見ることが出来たかもしれない”ユニフォームをご紹介しよう。

イタリア

イタリア代表 2017 Puma ホーム

2018年ロシアW杯の出場を逃したイタリア。仮に出場していたら、ホームは2017年に投入したこのキットを着ていたはず。ちなみにこのホームキットを公式戦で最初に着用したのは、フィールドプレーヤーではなくGKジャンルイジ・ブッフォンだった。

イタリア

イタリア代表 2018 Puma アウェイ

2018ロシアW杯に出場の場合、用意するアウェイユニはラウンドネックがレトロなこのキットだったろう。このアウェイは18年3月に行われたアルゼンチン代表とのフレンドリーマッチで“実戦デビュー”を果たしている。

オランダ

オランダ代表 2018 Nike ホーム

イタリアと同じく2018ロシアW杯出場を逃したオランダ。その大会に向けたものであろうホームキットは、ブラックで彩るライオンのエンブレムが格好よいデザイン。これは70年代や80年代のユニフォームに使われていたものとよく似ている。

オランダ

オランダ代表 2018 Nike アウェイ

2018ロシアW杯を想定したであろうアウェイは、1988年の欧州選手権(EURO1988)で優勝したチームを称賛したもの。EURO1988は決勝でソビエト連邦代表を下して初優勝。その大会では着用しなかったが、当時のアウェイキットはブルーの幾何学模様柄だった。

オランダ

オランダ代表 2002 Nike ホーム

オランダは2002年の日韓W杯出場を逃したが、もし出場していればユニフォームは間違いなくこのデザインだっただろう。Nikeの02モデルを象徴するようなパターンが印象的で、本大会ではブラジル、ベルギー、韓国、ナイジェリアなども採用していた。

オランダ

オランダ代表 2002 Nike アウェイ

2002日韓W杯に向けたアウェイは、オランダにとって初のブラックを採用したデザイン。オレンジとのビビッドな色の組合せが強烈なインパクトを放った。画像は当時のU-21オランダで10番を付けたロビン・ファン・ペルシ。

イングランド

イングランド代表 1993 Umbro ホーム

1994年のアメリカW杯出場を逃したイングランド。仮に出場していても、着用したユニフォームは予選敗退時と同じ1993モデルだったと思われる。基本的に90年代以降の“Umbro時代のイングランド”は奇数年に新ユニを発表し、W杯やEUROの予選後半と本大会で同じユニを着用するケースが多かった。

イングランド

イングランド代表 1993 Umbro アウェイ

もし94W杯に出場の場合でも、ホームと同じようにアウェイも93年モデルを着用していたかもしれない。画像ではよく見えないが、シャツ全体にエンブレムを散りばめたデザインだった。

フランス

フランス代表 1994 adidas ホーム

イングランドと同じく94W杯出場を逃したフランスだが、もし出場していたらユニフォームはこの94モデルを着たと思われる。右半身(パンツは左)に走らせるトリコロールカラーのグラフィックが特徴的だが、94W杯ではスペインが同じタイプのデザインを採用した。

フランス

フランス代表 1994 adidas アウェイ

1994モデルのアウェイは基本的にホームの色違いだった。白を基調に赤と青のトリコロールカラーはホームよりも色鮮やかで、フランスらしいデザインだった。

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