テイラー・スウィフト 新種ヤスデの学名に テイラーの曲が研究の助けに「感謝を示したいと思った」

歌手テイラー・スウィフトに因んだ学名が新種のヤスデに付けられた。デレク・ヘンネン博士率いるヴァージニア工科大学のチームが新たに17種類の同節足動物を発見し学術雑誌ズーキーズに名前を発表。その1つに「ナナリア・スウィフタエ」と命名したかたちだ。

テイラーの大ファンだというヘンネン博士はこうツイートしている。「テネシー州で発見された新種を、感謝の気持ちを込めて彼女に因んで名づけました。素晴らしい名誉です!」

テイラーの曲が自身の研究生活の助けになっていたそうで、「私の大学院での研究を通して彼女の音楽が助けとなりました。新種のヤスデを彼女に因んだ名前にすることで、私の感謝を示したいと思ったのです」とヘンネン博士は続けた。

北米北東部のアパラチア山脈で他の科学者らと共に新種のヤスデの発見に5年の歳月を費やしたヘンネン博士、テイラーの他にも、「ナナリア・マリアナエ」というヤスデは自分の妻に因んだものとなっている。

ちなみにミュージシャンに因んだ動物名としては他にも、メタリカのフロントマン、ジェイムズ・ヘットフィールドが新種のヘビの学名に使われていた。科学者らはジェイムスの作る素晴らしい音楽が自分たちの私生活とキャリアに欠かせないものだったとして、新たに発見されたクサリヘビに、「アテリス・ヘットフェルディ」と名付け感謝の意を示していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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