本川で保護したオオサンショウウオ「モトヤス」死ぬ 

原爆ドーム前の元安川に姿を見せ、保護されていた国の特別天然記念物のオオサンショウウオが死んだことが分かりました。

安佐動物公園によりますと22日午前9時ごろに職員がオオサンショウウオを確認したところ、すでに動かなくなっていて死亡を確認したということです。

このオオサンショウオは今月5日に原爆ドーム前の元安川で目撃され、7日におよそ500メートル離れた本川で発見されて以降は安佐動物公園で保護されていました。

魚の切り身を食べるなど観察が続いていましたが、20日に全身に赤みを帯びたことから抗生物質による治療をしていたということです。

安佐動物公園は「注目されていたし、生きて元気になってくれればと思っていたので残念」とコメントしています。

このオオサンショウウオは「モトヤス」と呼ばれ親しまれていました。

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