横浜の中華料理店が発祥とされる「サンマーメン」のカップ麺が、首都圏を中心に売れ行きを伸ばしている。販売会社によると、主に県内の店舗でしか楽しめないこだわりの味と、比較的高めな価格設定が、コロナ禍で外出を控えがちな消費者の「プチぜいたく」需要をつかんでいる。
商品名は「ニュータッチ 凄麺(すごめん) 横浜発祥サンマー麺」。2010年に発売したヤマダイ(茨城県)によれば、21年度は前年度比約20%増となる140万個以上を売り上げた。同社が展開する「ご当地シリーズ」のカップ麺23種の中でも高い伸び率だったという。