仙台 → 東京ディズニーリゾート® 乗車記 夜行バスを有効活用してディズニーランドを満喫しよう!(オリオンバス)

遠方からでも東京ディズニーランド®を朝からたっぷり遊び尽くしたい!そんな時に便利なのが夜行バスです。今回は仙台からTDLまで黄色い車体で有名なオリオンバスに乗車した際の様子を詳しくレポートします。

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仙台 → 東京ディズニーリゾート行きの高速バス・夜行バスを予約する

格安な夜行バスを使いたい!でもちょっと不安…

仙台 → 東京のORION BUS(オリオン バス)

子どもから大人まで大好きな人が多いテーマパーク、東京ディズニーランド(TDL)および東京ディズニーシー(TDS)には、日本各地からたくさんの人が訪れます。
現地で楽しむため、お土産のため、お金を使いたい人にとっては、TDLやTDSに行くための交通費は極力抑えたいというのが本望なのではないでしょうか。遠い場所で開催される好きなアイドルのコンサートに行く人も同じ気持ちですね。

そんな時にぴったりな移動手段は夜行バスです。ただ、交通費は抑えられても夜行バスで行くと、到着した時の体力が心配ですよね。

今回は仙台駅からTDLまで2,800円の格安夜行バスに乗車し、夜行バス乗車にあたって気をつけるべきことや、疲労感など、気になるところを詳しくレポートします。

まずは夜行バスを予約しよう

ローソン店舗内にある「Loppi」の発券画面。

入金が完了したら振り込み完了メールが届く

楽しいディズニーランドへの旅は、高速バスの予約をするところから始めます。

旅費ガイド」から乗車する高速バス・夜行バスの区間、乗車の日時を指定し予約をします。
支払い方法はクレジットカード払いやコンビニ払いなどがありますが、今回はコンビニ払いを選択。自宅近くのコンビニ(ローソン)に行き、店内に設置してある「Loppi」から申し込み券を発券します。あとはそれをレジにもっていき、料金を支払えば予約完了です。「Loppi」での操作は画面の指示に従えば、とてもスムーズです。一点気をつけてほしい点としては、コンビニ払いの場合、ネットで予約をしたらできるだけ早く支払いをすませるようにしましょう。支払いが遅いとキャンセルになってしまうケースもあります。

ちなみに目的地の東京ディズニーランド(R)は、2022年4月現在、入園チケットの購入に関して「当面の間、あらかじめオンラインで日付け指定券を購入するか、抽選に当選した人のみ入園可能」となっています。こちらもあらかじめチケットを用意してから旅行するようにしましょう。

また、開園日や時間も予告なく変更や休止になる場合があるので、来園直前にTDLのWEBサイトを確認するようにしましょう。

乗車前にあらかじめ準備しておきたいもの

筆者が持参した「ネックピロー」と「蒸気でホットアイマスク」

夜行バスに乗車する場合は、「いかに快適に車内で眠れるか」が鍵になります。
夜行バスでの移動は布団やベッドではなく、座席での就寝になり、人によってはしっかりと対策を施さないと充分に眠れないまま目的地に到着する場合が多いからです。
この点は夜行バスに乗り慣れない方の多くが心配するところだと考えますので、時間を割いて丁寧に解説します。

これまでいくつもの夜行バスに乗車した筆者は、その経験から乗車前には必ずネックピローとアイマスクを持参するようにしています。

ネックピローは枕代わり使い、アイマスクは途中のサービスエリア(SA)で休憩時に車内が明るくなり、その際に明るさでの起床を防ぐために使用しています。
通常のアイマスクでも効果はありますが、筆者は温熱効果でより快眠しやすい「蒸気でホットアイマスク」を愛用しています。

筆者は物音にはあまり気にならないので持参していませんが、もし足音などが気になる場合は耳栓を持参することもオススメです。

重要なことは、これらの備品を持っていくことによっての安心感です。「これだけ念入りに準備しているのだから、夜行バスでの移動も安心だ。」という安心感をもって乗車すると自然と眠りにつけるものです。

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仙台からTDLまで夜行バスの旅

TDL行きORION BUSが発車する 仙台駅東口 福祉大前B のりば81

仙台駅東口 福祉大前B のりば81の時刻表

予約が完了したら、いよいよ夜行バスに乗り込みます。
今回は株式会社オー・ティー・ビー(OTB)が運行するORION BUS、OT2152便に乗車します。

こちらは仙台駅から徒歩5分ほどの仙台駅東口福祉大前を23時55分に発車し、東京駅鍛治橋駐車場に翌朝6時18分着、東京ディズニーランド・バス・ターミナル・ウエストには7時00分到着予定です。

乗車する「仙台駅東口福祉大前」バス乗り場には目の前にセブンイレブンがあります。
もし乗車前に必要なものがある場合はあらかじめ、こちらで購入しておきましょう。筆者は歯ブラシを持ってきていなかったので購入しました。

いよいよ夜行バスに乗車!車内の様子は?

ORION BUSの車内

ORION BUSの座席

バスが発車するおよそ10分前に夜行バスが乗り場に到着しました。乗務員さんに乗車標を見せて車内に乗り込みます。

乗車したORION BUS(オリオン バス)は4列シートで隣の席はカーテンで仕切られていました。基本的には1人で2席の間隔になっていましたが、一部友達同士で乗車していた女性二人組みは隣同士の座席配置になっていました。
今回は月曜日に出発する便に乗りましたが、バスの乗車率は窓側の座席がおよそ6割埋まる程でした。

筆者が割り当てられた最前列シート

筆者が割り当てられた座席は最前列の左側シートでした。昼行高速バスに乗車する場合は、前面展望の車窓を楽しむためにあえてこの座席を選ぶ場合が多いです。しかし夜行バスの場合は、走行中常にすべてのカーテンが下されているため、最前列に乗ったとしても眺望は期待できません。就寝することに注力しましょう。

乗車して足を伸ばした際の様子

着席して足を伸ばしてみました。筆者は身長が183cmあり多くの高速バスの座席は窮屈に感じてしまう場合が多いのですが、今回乗車した夜行バスは座席間隔が広くとられていました。4列シートのため肩幅が少し狭く感じましたが、ゆったり乗車することができそうです。

車内設備

各座席に設置してあるコンセント

各座席に用意されているスリッパ

棚の上に置いてあるブランケット

続いて車内設備を紹介します。
今回乗車したORION BUS(オリオン バス)には各座席にコンセントが設置されていました。コンセントがあれば翌日のスマフォの充電も心配ないですね。
また、各座席には簡易スリッパの用意もあります。靴を脱いだ方が就寝しやすい人にとっては便利な備えです。
さらに、一人ひとつブランケットの用意が棚の上にありました。夜行バスは空調の調整ができないので、寒い場合にはブランケット(毛布)は重宝します。
ただ、お手洗いの設備はなかったので、途中サービスエリア(SA)での休憩時にトイレは済ませるようにしましょう。

途中3回の休憩が設定

23時55分、定刻通りに夜行バスは仙台を発車しました。仙台からTDLまでおよそ7時間かけて走るので、途中休憩は少し多めの3か所で予定されています。
最初の休憩は宮城県の菅生(すごう)パーキングエリア(PA)、続いては栃木県の那須高原サービスエリア(SA)、最後は埼玉県の蓮田SAです。

菅生SAの様子

菅生SAのフードコート 「和食処 けやき」

時刻は深夜0時30分、仙台駅東口を出発してから30分ほどで最初の休憩場所の菅生PAに到着しました。各所20分ほどの休憩時間が設けられています。

筆者は寝る前に歯磨きをしに下車しました。驚いたことはすでに深夜0時を過ぎているのに、フードコートは営業中だったことです。菅生SAのフードコート「和食処 けやき」は24時間営業のため、深夜でも営業していました。

休憩を終えて時間も遅いので菅生SAを出発したら寝ることにしました。もちろんあらかじめ持参したネックピローと、蒸気でホットアイマスクを使用しての就寝です。
これらのアイテムのおかげで、夜行バスの車内でも今回は安眠することができました。

寝ていたため撮影し損ねてしまいましたが、途中午前3時ごろには那須高原SAでも休憩を挟んでいます。

蓮田SAの様子

蓮田SAの様子

翌朝、乗客の足音で目が覚めました。
時刻は午前5時ごろ、バスは埼玉県の蓮田SAに到着していました。蓮田SAはフードコートは早朝のため営業していませんでしたが、ローソンは24時間営業しています。

20分ほどの休憩を済ませてバスは再び目的地に向けて発車します。まだ眠いのでこのまま目的地まで就寝することにします。
途中1度、東京鍛治橋駐車場到着時に起床しました。どうやらバスは定刻で東京駅に到着したみたいです。

ここではおよそ半分ほどの乗客が降りて行きました。東京ディズニーランド行きですが、東京駅で降りる人も多いのですね。

目的地の東京ディズニーランドに到着

翌朝東京ディズニーランドに到着したORION BUS

バスターミナルには日本各地から到着した夜行バスの姿が

夜行バスは概ね定刻通りに終着の東京ディズニーランドに到着しました。
約10名ほどの乗客が降りて行きましたが、目覚めてすぐだからなのか、皆さん足取りが少し重い印象を受けました。

筆者は比較的よく眠れた方なので、到着してからは「眠くて体がだるい」という感覚には陥りませんでした。しかし、確実に体力は消耗しているのは事実です。

夜行バスで東京ディズニーランドに向かう方は、無理はせずに眠くなったら早めに切り上げるのも得策だと感じました。もしくは終日、ディズニーランドやディズニーシーで遊んで、帰りの夜行バスでは爆睡するという作戦もあるかもしれませんね。

朝7時30分ごろの入園ゲート近くの様子

午前7時30分ごろの入園ゲート付近の様子です。夜行バスで到着した人や、京葉線舞浜駅から歩いてきた人などが、すでにゲート前で待機していました。

開園時刻近くになるとさらに人が増えて、目当てのアトラクションにいち早く乗れない場合を考えると、早朝に到着できる夜行バスはメリットがとても大きいと感じました。

この記事に記載されている高速バスの乗車記は2022年4月の乗車になります。最新の情報とは異なる可能性がございますのでお気をつけください。なお、バス車両や車内の撮影などは、バスの運行や他の乗車している方の迷惑にならないよう充分に配慮して撮影をおこなっております。

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