弘法山(神奈川県秦野市曽屋)の麓の畑に植えられたネモフィラが見頃を迎えている。淡い青色の小さな花々が春風に揺られ、訪れる人を楽しませている。
企画したのはJAはだの青年部。部のPR活動の一環として昨秋、約600平方メートルの畑に種をまき、鳥獣被害に遭わないよう電気柵を設置して育ててきた。
ネモフィラは北米原産の一年草で、直径約2センチの花を付ける。市内を一望できるネモフィラ畑を訪れた人たちは、足元の花に近寄ったり“青いじゅうたん”を背景に写真を撮ったりしていた。
見頃は5月上旬までだが、担当者は「電気柵を外したのでシカやイノシシが荒らしに来るかもしれない。お早めにお越しください」と話している。