ftrackがftrackレビューを改革し、次世代メディアレビューのcineSync 5を投入

ftrackの業界をリードする最新の革新成果は、再規定されたユーザー体験をより多くの視聴者に提供し、クリエイティブレビューと承認プロセスで進展を見せる要求に応える

ストックホルム--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アカデミー賞を受賞したクリエイティブ業界向けメディアレビュー/チーム連携ソリューションの開発企業であるftrackは、当社の主力製品2種、ftrackレビュー(ftrack Review、ブラウザーを利用した双方向のメディアレビュー用プラットフォーム)と、cineSync(映画・テレビ業界で重用されているデスクトップ・メディアレビュー・ソリューション)の大規模アップデートを公開しました。ftrackレビューの新しい自由志向のユーザー体験は、クリエーターにとってより軽くアクセスしやすいメディアレビュー体験を実現する一方で、cineSyncの根本的なアップデートは今日のVFXスタジオ作業の進展を見せるニーズに対処するものです。

ftrackレビューの再構築されたワークフローとcineSync 5は、いずれも本日よりお試しいただけます。cineSync 5は、cineSync 4プロの全ユーザーに無料の拡張機能として提供します。

ftrackは最近、メディア技術企業のバックライトに買収されました。バックライトは、メディア、娯楽、ビデオを先取りした顧客に、メディアコンテンツのライフサイクルのあらゆる段階を劇的に向上させる技術ソリューションを提供している企業です。この買収により、ftrackは製品の開発と革新に集中し、ftrackレビューやcineSyncのように可能な限り最良のツールやソリューションを顧客に提供できるようになりました。

ftrackレビューを変革

ftrackレビューは、効率性をより重視しながら、新たにアップデートした最新のユーザーインターフェースを導入し、非常に直感的で使いやすいレビューセッションを実現しました。

製品管理者のロリー・マクレガーは、次のように述べています。「私たちは、お客さまの意見に耳を傾け、それを新たなftrackレビューのアップデートに取り入れ、より応答性に優れたメディアレビュー体験を実現しました。ユーザーの皆さまは、一元化されたフィードバックサイクルや双方向のリアルタイムレビューなど、以前からの機能をすべて利用できる以外にも、さらに一層たやすいワークフローという利点を手にできます。私たちは、ftrackの多面的なメディアレビューエコシステムを前進させる中で、ユーザーのご意見を伺えることを大変うれしく思います。」

下記はftrackレビューの新機能の一部です。

  • レビューの自由志向性を高めるべく設計したまったく新しいインターフェース
  • 多くのゲストやメモを含む大規模プロジェクトをレビューする場合でも、より少ないクリックで、速度と簡素性を改善しながら、応答性に優れたレビューを実現
  • 新デザインのフィードバックバー
  • 新たなツールバーには、ゴースティング、フリップ&フロップ、解像度選択のような機能を搭載
  • プレーヤーインターフェース内からレビューを管理するツールなど、パワーユーザー向けの新機能

ftrackレビューの最新のアップデートの完全な機能リストはこちらから

ftrackレビューの新機能は間もなく、ftrackの完全な制作追跡、ショット管理、メディアレビューのためのプラットフォームであるftrackスタジオ(ftrack Studio)に取り込む計画です。

子供向けテレビシリーズ、広告コマーシャル、短編映画の制作で知られるアニメーション・スタジオのブルー・ズー・アニメーション・スタジオでftrack/ワークフローコーディネーターを務めるジョン・バレンタイン氏は、次のように述べています。「ftrackレビューの最新のアップデートは、ftrackが私たちのニーズに耳を傾け、非常に価値のある新機能を迅速に実装してくれたことを示しています。使いやすい新UI、直感的なデザインレイアウト、レビュー対象のさらなる強調により、私たちやお客さまにとって、素材の表示、コメント、レビューがかつてないほど簡単になりました。ブルー・ズーの私たちは、これまで見てきたことに感激しており、またこれからのことに大変期待しています。」

cineSync 5について

cineSync 5は、業界をリードするcineSyncが積み重ねてきたものを基盤としており、クリエイティブレビューと承認で進展を見せる要求に応えるべく、一から改革して再構築しています。cineSync 5は、メディアレビュープロセスを簡素化し、ローカルとリモートの両方でより連携した形のレビューをサポートするとともに、過去17年間でcineSyncのユーザーが期待するようになったセキュリティーとパフォーマンスの最高度の要件を依然として満たしています。

下記はcineSync 5の新機能の新機能の一部です。

  • 迅速性と応答性を向上させたレビューをサポートすべく設計した新インフラ
  • cineSyncプレー(cineSync Play)を使用したライセンス不要のローカルレビュー
  • OTIOおよびOCIO v2のサポート
  • フレーム/画像シーケンス再生とOpenEXRのサポート
  • ftrackスタジオとShotGridにより強化された制作追跡の統合
  • ローカライゼーションのサポート
  • 最新化した新UI

cineSync 5の完全な機能リストはこちらから

製品管理者のロリー・マクレガーは、次のように述べています。「私たちは、cineSync 5をcineSyncプロ(cineSync Pro)のユーザーと共有し、次世代のcineSynを初めてご体験いただけることを大変喜んでいます。パフォーマンスの向上、新機能とワークフローの追加、同期サーバーの更新、UIの再設計を行いました。これらの新機能により、当社はcineSyncの新世代を切り開きます。新世代のcineSyncは、当社ユーザーの連携ワークフローの生産性をこれまで以上に向上させるものです。」

「ソー:ラブ&サンダー」のVFXスーパーバイザーのジェイク・モリソン氏は、次のように述べています。「cineSync 5は、既にクラス最高のアプリケーションを大幅にアップグレードしたものです。とても素晴らしいニュースは、ショットへのシングルキーアクセス、双方向でカスタマイズ可能なワイプライン、0~100%のクロスフェードを備え、全面的に刷新された比較ツールです。ホットキーのみで、ウィンドウのどこかをドラッグして前後にスクラブできるのも素晴らしいです。今まで必要と思いませんでしたが、今では常に使っています!既に不可欠なツールに傑出したアップデートを行ってくれたcineSyncのチームに賛辞を贈ります。このチームは明らかにユーザーの声に耳を傾けており、すべての新機能で機能性が追加されたように思います。自分のものにしてください!」

ftrackは、今月後半の4月23~27日にラスベガスで開催されるNABショーでcineSync5と新たなftrackレビューを紹介します。

ftrackについて

バックライト傘下のftrackは、エミー賞やアカデミー賞を受賞したクリエイティブ業界向けの制作追跡、双方向メディアレビュー、チーム連携のためのプラットフォームであるftrackスタジオ(ftrack Studio)、cineSync、ftrackレビュー(ftrack Review)の開発元です。ftrackのソリューションは、制作者、スーパーバイザー、アーティスト、パイプライン開発者のために設計されており、あらゆる場所であらゆる人とシームレスかつセキュアに連携する作業を容易にするものです。ftrackの製品と企業理念はいずれも、「成功は優れたチームワークから生まれる」という中核的な信念に基づいています。ftrackは、誠実さ、柔軟性、包摂性を持って仕事をし、プロセスが進歩の背後に消える未来の構築を追求する有能な世界的チームを構築しました。ftrackは2012年に設立され、2021年にバックライトに買収されました。ftrackは、2022年に創業10周年を迎えます。クリエーターがクリエイティブワークフローの増え続ける要求に応えることができるようftrackが支援している様子については、ftrack.comをご覧ください。

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