アメニティドームやランドロックなど個性的なテントから、キッチンアイテムまで常に革新的なアウトドアギアを世界に発信するキャンパー憧れのブランド「「スノーピーク」。アパレルからキャンプギアまでさまざまな商品を展開していますが、キャンプの必需品「バーナー」の種類も豊富です。今回は、キャンパーに絶大な人気を誇るスノーピークのバーナーをタイプ別に比較して紹介したいと思います。
スノーピークにはさまざまな種類のバーナーがある!タイプやシリーズをチェック
キャンプ用の「バーナー」といっても、さまざまなタイプがあります。
スノーピークで取り扱いのあるバーナーのタイプ
早速、スノーピークが取り扱っているタイプのバーナーの特徴・メリット・デメリットをまとめてご紹介します。
スノーピークのバーナーシリーズ
続いて、スノーピークのバーナーの3つのシリーズの特徴を紹介します。
合うバーナーは人それぞれ!スノーピークのバーナー選びで大切なポイント
さまざまなタイプがありますが、デザインだけでなく、キャンプスタイルによって選び方が変わります。
バーナー選びのポイント【コンパクト性】
バーナーはコンパクトに畳めるモノから、ずっしり重いモノまでさまざま。荷物を極力減らしたい人や、ソロキャンプで料理をあまりしない人はコンパクト性があるシングルバーナーがおすすめ。車移動で家族や友人とワイワイキャンプを楽しむ人は、ツーバーナーがおすすめです。
バーナー選びのポイント【火力】
火力が弱いと調理に手間と時間がかかるため、火力の強さは重量なポイント。また、熱源の数も1つか2つかも、料理好きには大切な要素です。
バーナー選びのポイント【安定感&風に強いかどうか】
野外は地面がフラットではない場所でバーナーを使用することがあり、そんな不安定な場所でも使用できるかどうかは重要なポイント。また、天候の影響も受けやすい野外では、風に強いかどうかも確認する必要があります。
バーナー選びのポイント【汎用性】
野外だけでなく室内でも使用できるか、鉄板が付属しているかなど、使用目的によっても選ぶポイントが変わります。また、燃料がCB缶かOD缶かによって、ランニングコストも異なります。
【コンパクトさ重視】スノーピークのおすすめバーナー
登山やツーリングなど荷物を極力減らしたい人向きのおすすめのスノーピークのバーナーは…
「ギガパワーストーブ地オート」とにかくコンパクトで価格を抑えたいならコレ!
重量90gと軽量でクッカーの中にいれて持ち運べるコンパクトなバーナー。
シングルバーナーですが最高出力2,500kcal/hと火力があり、スノーピークスの中では手ごろな価格。ただし、使用鍋の大きさは14cm以下で大きいサイズの鍋は使用できません。
また、風よけがないため、風が強い場所には不向き。
▼ギガパワーストーブ地オートをおすすめしたい人はこちら
- キャンプ初心者
- お湯を沸かすのが主な使用目的の方
- 登山者
- ツーリングキャンパー
- スーツケースキャンパー
▼ギガパワーストーブ地オートの詳細レビュー記事はこちら
ギガパワーストーブ「地」(スノーピーク)&アルパインクッカー16(モンベル)レビュー! - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
「ヤエンストーブ レギ」コンパクトと安定感を兼ね備えたシングルバーナー
分離式並みに重心が低く、安定感とコンパクト性を両立させたシングルバーナー。
脚部はガスカートリッジの大きさに応じて高さが変えられ、OD缶のサイズを選ばす使用可能。
最大出力が2,900Kcalでゴトクも広いので、様々な大きさのクッカーに対応しています。登山やバイクツーリングなど荷物を減らしたいけど、料理にもこだわりたい人向き。
▼ヤエンストーブ レギをおすすめしたい人はこちら
- 荷物は減らしたいけど料理にはこだわりたい人
- 登山者/ツーリングキャンパーなど
【火力重視】スノーピークのおすすめバーナー
大人数でワイワイキャンプを楽しみたい人や、料理好きにおすすめの火力が強いバーナーは…
「ギガパワーツーバーナー」熱源が2つあり家のように調理ができる!
熱電源が2つあり、最大出力3000kcal。
風よけも備わりダッチオープンなど大きな鍋も使用できるので、料理好きに支持されています。
「ギガパワーツーバーナー」には、カートリッジを本体に逆さまにして装着する、気温の変化に強い「液出し仕様」と、カートリッジをそのまま装着する「スタンダート」があり、自分のキャンプスタイルによって選べます。
折り畳め持ち運びはしやすいですが、7.3kgと重量はあるため、オートキャンプ向き。
▼ギガパワーツーバーナーをおすすめしたい人はこちら
- いろんな料理を楽しみたい方
- 車でキャンプに行く方
- ファミリーキャンパー
「 ギガパワーLIストーブ剛炎」とにかく火力にこだわる人はコレ!
最大出力8500kcalとスノーピークのバーナーの中でも最大の出力を誇る。
気温の変化に強い「液出し仕様」で、寒いシーズンでも使用可能。
これがあれば、お湯も一瞬で沸かすことができますし、火力が必要な中華料理などのレシピも野外で実現可能。
カートリッジの装着も簡単。荷物を増やしたくないフォーシーズンキャンパー向き。
▼ギガパワーLIストーブ剛炎をおすすめしたい人はこちら
- 真冬もキャンプに行く方
- 荷物を増やしたくない方
【安定感重視】スノーピークのおすすめバーナー
「地面がフラットではない場所」でも使用できる、スノーピークのバーナーをご紹介します。
「ヤエンストーブ ナギ」コンパクトと安定感を兼ね備えたバーナー
風よけを一体化し重心が低く調理しやすいコンパクトなシングルバーナー。
ゴトクの高さが調節でき、鍋やフライパンなど使用器具によって高さが選べ、コンパクトですが火力が最大2800kcalあるところも魅力のひとつ。
凸凹の地面でもガタつきにくく、整った施設ではない場所で宿泊することがある登山キャンプ向きのバーナー。
▼ヤエンストーブ ナギをおすすめしたい人はこちら
- 不安定な場所で調理をする人
- ワイルドな環境でキャンプをする人
- 登山でテント泊をする人
「フラットバーナー」専用のテーブルにセット可能
ゴトクがフラットで鍋やフライパンが置きやすいフラットバーナー。
重量1.9kgとさほど重くないのに、最大出力3000kcalと火力が強く、スノーピークのテーブル「アイアングリルテーブル」にセットでき、野外でも使いやすい!
汚れやすいゴトク部分は分解でき洗いやすい点も魅力です。荷物を減らしたいデュオキャンプ向き。
▼フラットバーナーをおすすめしたい人はこちら
- 荷物を減らしたい料理好きキャンパー
- デュオキャンプ(2人キャンプ)
- スノーピークのアイアングリルテーブルの愛用者
▼フラットバーナーの詳細レビュー記事はこちら
【徹底】『スノーピーク(Snowpeak) フラットバーナー』はコスパよし!使いやすさもよし!の抜群バーナー - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
「汎用性重視」スノーピークのおすすめバーナー
家でもピクニックでもキャンプでも使いたい欲張りさん向きの使い勝手のよいバーナーは…
「HOME&CAMP バーナー 」家でも使いたい人はコレ!
コストパフォーマンスがよいCB缶が燃料の卓上コンロですが、このHOME&CAMP バーナー は使用しないときにボトル形状に収納でき携帯性に優れています。
コンパクトに折り畳めるため、家でも置いておくのにスペースを取らず、スタイリッシュなデザインは家でもキャンプでも注目の的。
ただし、風よけがないため風が強い場所では使いずらく、火力は2100kcalとさほど強くはありません。
燃料の扱いが簡単なので初心者向きです。
▼HOME&CAMP バーナー をおすすめしたい方はこちら
- 家でもキャンプでも使いたい方
- デザイン性を重視したい方
- 初心者キャンパー
▼ HOME&CAMP バーナー の詳細はこちら
【Snow Peak(スノーピーク)のHOME&CAMPバーナー】キャンプ&おうちで重宝する携帯用バーナー! - ハピキャン|キャンプ・アウトドア情報メディア
「鉄板焼 エンバーナー」鉄板焼き付き一石二鳥の
鉄板付きのバーナー。
鍋やフライパンを用意するが必要なく、極厚鉄板で肉やお好み焼きを焼いたり、さまざまな料理に対応。
鉄板を外せば通常のシングルバーナーのようにゴトクでお湯を沸かしたり、フライパンで炒め物をすることができます。ちょっと変わったバーナーを探している人向き。
▼鉄板焼 エンバーナーをおすすめしたい人はこちら
- 極厚鉄板で美味しい料理を作りたい人
- お好み焼きなど鉄板料理が好きな人
- キャンプへ鍋やフライパンを持っていきたくない人
- 個性的なアイテムが好きな人
「肉のうまみ重視」スノーピークのおすすめバーナー
「キャンプといったらBBQ!」と思っている肉好きの人向きのスノーピークのバーナーを紹介します!
「グリルバーナー 雪峰苑」ステーキの味が変わる!
熱伝導率が高く耐久性がある「鋳鉄」を使用したグリルバーナー。
波型で中央に余分な脂が集まり落ちるような特殊形状で、分厚いお肉もおいしくヘルシーに焼きあげます。
別売りの「雪峰苑 たこ焼きプレート」を使用すれば、熱々のたこ焼きも野外で楽しめます。
肉の焼き加減にこだわる人向き。
▼グリルバーナー 雪峰苑をおすすめしたい人はこちら
- 肉の焼き加減にこだわりたい人
- 焼肉が好きな人
「フォールディングトーチ」トーチとしてだけでなく肉を炙るのにも最適
最大出力3500kcalとトーチとしては最大級の出力。
薪に火を付けるのに便利なのはもちろん、肉を炙るときにも大活躍!
ただし、スターターが付いていないため、着火の際には別途ライターが必要になります。
フォールディングトーチをおすすめしたい人はこちら
- 薪や炭の着火にトーチを使いたい方
- 炙り料理をやりたい方
自分のキャンプスタイルに合わせてバーナーを選ぼう
近年はバーナーのバリエーションも増え、自分のキャンプスタイルに合ったものを選べるようになりました。
スノーピークの商品は、機能性だけでなく、デザイン性も◎。
さらに、「鉄板付き」や「最大出力8500kcal」など、他のブランドにはない特徴的なストーブが揃っています。
キャンプ初心者から玄人まで納得できるジャパン品質は、他のブランドより多少値が張りますが、長く使え、丁寧に使えば次の世代に受け継ぐことができるキャンプギアです。
何よりも、どれもスタイリッシュで持っているだけで、テンションが上がる商品ばかり。新生活の暮らしの一部に取り入れられるギアもあるので、新生活のギフトとしても喜ばれそうですね。
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