SDGs冊子活用を 宮崎市教委で贈呈式 宮日会

 国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を子どもたちに楽しみながら学んでもらおうと、宮崎日日新聞販売所でつくる「宮日会」(馬場尋樹会長)は22日、同会が制作した冊子「学ぼう!SDGs」を宮崎市教委に贈った=写真。
 同市清武総合支所の市教委で贈呈式を開催。馬場会長が西田幸一郎教育長に200部を手渡し「先生方も手に取り一緒に学んでほしい」とあいさつした。西田教育長は「身近な出来事が世界と結びつくことを学べる。しっかり授業などで活用したい」と話していた。
 冊子はA4判オールカラー、全12ページ。SDGs推進に取り組む「シンク・オブ・アザーズ」の難波裕扶子代表取締役(日向市)が監修した。宮崎日日新聞に掲載された記事などを使い、関係するSDGsの項目を例示し、意見を記入してもらう欄も設けている。
 冊子は2万部を発行。夏休みまでに、県内すべての小学6年生に無料で配布する予定。

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