
新型コロナ感染症の影響で中止されていた大型連休中の恒例イベントや伝統の祭りが3年ぶりに各地で再開される。郷土の伝統継承という側面もあり、久しぶりの開催に地元は沸く。主催側は「感染対策をしっかりとしてお迎えしたい」と話す。
関係者が意気込むのは、全国の焼き物ファンが集まる佐賀県有田町の「有田陶器市」だ。2020、21年はオンライン開催となり、人出の恩恵は限定的だった。
山形県米沢市の「米沢上杉まつり」も3年ぶりの開催。5月3日には武者行列の練り歩きの後、メインとなる川中島の合戦を再現する。大半の参加者は甲冑の頬当て風マスクをする。
