ルイス・ハミルトンとセリーナ・ウィリアムズ 超名門サッカークラブ買収へ16億円超オファーか

F1ドライバーのルイス・ハミルトンと女子テニスのセリーナ・ウィリアムズが、英国の名門サッカークラブであるチェルシーFCの買収に向けて動いているという。世界で最も高収入のスポーツ選手に数えられる2人は、同クラブ買収を狙うブリティッシュ・エアウェイズの元会長マーティン・ブロートン氏に協力して巨額の投資を約束したという。

セリーナはスポーツマーケティング・プラットフォームのOpensponsorship、ハミルトンは食材デリバリーサービスZappに投資するなど敏腕投資家としても知られている。2人について「スカイ・ニュース」は、アブラモヴィッチ氏から同クラブを買収するべく、それぞれ1000万ポンド(約16.5億円)をオファーしていると報じており、買収に成功した際にはスポーツ界でのそれぞれの経験を活かすことができるものと期待されている。

2人は、今回の投資に関して現在最も有力視されているブロートン氏が率いるイギリスのコンソーシアムと数週間に渡り話し合いを続けていたという。

昨年UEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たした同クラブだが、ロシアのウクライナ軍事侵攻によりアブラモヴィッチ氏が売却の意思を表明したことからサッカー界に混乱をもたらしていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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