観光船の10人死亡、16人不明 知床沖で沈没か、捜索続行

観光船「KAZU 1」の音信が途絶えた北海道・知床半島沖のオホーツク海=24日午後1時6分(共同通信社ヘリから)

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が浸水し、子ども2人を含む乗客乗員26人が安否不明となった事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は24日午後、知床岬先端付近の岩場などで発見救助した10人全員の死亡を確認したと発表した。男性7人と女性3人でいずれも大人とみられる。

 船は見つかっておらず、沈没した可能性が高いとみている。道警などと共に航空機や巡視船による捜索範囲を広げ、残る16人の発見を急いだ。地元の漁船が協力し、自衛隊は航空機と護衛艦を派遣した。

 また1管幹部は業務上過失致死容疑などでの捜査を検討していることを取材に明らかにした。

自衛隊のヘリから救助された人を搬送する消防隊員ら=24日午前8時45分、北海道斜里町
観光船「KAZU 1」(知床遊覧船のホームページから)

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