スプリントを制したフェルスタッペン「終盤ルクレールよりタイヤの状態が良かったことで首位を取り戻せた」/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜スプリントで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは1番手でフィニッシュした。1番グリッドからスタートした直後にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれ、スプリントレースの大半を2番手で走った。終盤、タイヤに苦しみ出したルクレールとの距離を縮め、21周のレースの16周目にDRS圏内に入り、20周目のファーストシケインで追い抜き、そのままトップでチェッカーを受けた。

 フェルスタッペンはスプリントでの勝利により8ポイントを獲得した。

2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP 土曜スプリントを制したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP2=7番手(1分20秒371:ミディアムタイヤ/36周)
スプリント=1番手(1番グリッド/ソフトタイヤ)

 チームとしていい仕事をした。もちろんポジティブな一日だよ。

 スタートはベストの出来ではなかったので、何が起こったのか調査する必要がある。でもその後のレースペースは良かった。

 最初の約10周、シャルルとのギャップはそれほど大きくは広がらなかった。その後、タイヤのデグラデーションが出てきた。終盤、ギャップを縮めることができて、最終的に僕が前に出た。

 明日はまた別の一日だし、何の保証もない。引き続きかなりの接戦になり、難しい戦いに立ち向かうことになるだろう。今は明日のことに集中している。決勝でいい仕事をしたいね。

2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP土曜スプリント マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)のバトル

(『Sky Sports』に語り)後ろから(ルクレールに対して)プレッシャーをかけられるようになるまで少し時間がかかった。でも、レース終盤、僕たちのタイヤの方が少し状態が良かったので、DRS圏内に入ることができたんだ。

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