【MLB】鈴木誠也「打ってないって知らなかった」 メジャー初3安打&初盗塁後の一問一答

パイレーツ戦で3安打と活躍したカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

「あまり打順を気にしていないですし、状況に応じて」

■カブス 21ー0 パイレーツ(日本時間24日・シカゴ)

カブスの鈴木誠也外野手は23日(日本時間24日)、本拠地のパイレーツ戦に「2番・右翼」で先発出場し、メジャー初の1試合3安打をマークした。メジャー初盗塁も記録。この日は4打数3安打1打点で打率は.372に上昇。カブスは打線が爆発し、21-0で大勝した。

試合後、鈴木誠也の一問一答は以下の通り。

――チームが4連敗をストップした。
「連敗が続くのは良くないと思いますし、いいゲームができたので。こういう試合の次の日はまた大きいことが起きることが多いので。また気を引き締めて臨みたいなと思います」

――野球日和でファンも多かった。
「お客さんも多かったですし、子どもたちも多かったので。なんとか頑張りたいなという気持ちで試合に臨んだので。そういった意味ではよかったですし、こうやって打てば、すごい楽しいと思うので。本当に今日はいい試合ができたんじゃないかなと思います」

――2番スタメンで5試合目。2番の役割は。
「変わらないと思います。あまり打順を気にしていないですし、状況に応じて。(タイムリーは)1死一、三塁だったので、当てれば1点入るというのがあったので。なんとか当てればと。結果ヒットになったので、良かったですけど、最低限のことができたのかなと思います」

「日本ではあり得ないですし、不思議な気持ちで」

――メジャー初盗塁を決めた。
「ずっと測っていたので。そのタイミングで来たのかなと」

――試合前に筒香と並んでアメリカ国歌斉唱を聞いていた。
「日本ではあり得ないですし、不思議な気持ちで。本当にいいのかなと思いながら。でも、筒香さんも『一緒に並ぼうか』と言ってくれたので。いいなと思いながら、不思議な気持ちでした」

――最後の二塁打で足を気にしていた。
「全然大丈夫です。滑るので、また突き抜けそうになったので。立つのが面倒臭くなって、疲れてましたし。ちょっとゆっくりしたかった」

――今日は晴天でシカゴの醍醐味を味わえたのでは。
「みんな明日はいい天気になるから、お客さんもたくさん入ると言っていたので、意識しないので分からないですけど、なんかいい雰囲気だな、と思いながらやっていました」

――盗塁はその後のことを考えても大きかった。
「結果論になるんでどうなったか分からないですけど、先の塁を詰められると相手の投手も嫌だと思うし、サインだったので積極的に行けたらなと思っていたので一発で切れたのでよかったです」

「毎日打ちたいですけど、そうはいかないのがバッティングなので」

――2番で初ヒット。ホッとしたか?
「なんもないです。なんとか修正しながらやらないといけないと思うんで、明日悪いかもしれないし、また分からないので気を抜かずにしっかりやりたい」

――昨日は1日が長かった。
「難しかったですね。ただ、みんな経験したことないって言っていたので。みんな同じ条件ですし、帰っても面倒臭いなと思った」

――球場に15時間くらいいたのでは?
「いるのは苦じゃない。また行かないといけないのか、って思うくらいなら、ここにいればいいなって。遊ぶところたくさんあるんで」

――状況に応じてゾーンを変えていたのか?
「そういうことじゃないですね。追い込まれるまではしっかり振りたいなと思っていたので。当たらなかったので、このままいっても三振するなと思ったので、バットに当てられる状況を作りたいと、ああいう形になりました」

――ヒットが出ない期間は気にならなかったか。
「14打席(ヒットを)打ってないっていうのを記事で見て。自分では知らなくて。そんな打ってなかったんだ、っていうくらいだった。打てない時は守備、走塁、四球だったりでやることはたくさんある。毎日打ちたいですけど、そうはいかないのがバッティングなので。そうじゃない時でも自分でなんとかできるように、という思いでやっている」(Full-Count編集部)

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