名護市長ら北部3首長がコロナ感染、上京中に10人で飲食、前首相らと面会も

【北部】名護市の渡具知武豊市長、金武町の仲間一町長、宜野座村の當眞淳村長が新型コロナウイルスに感染したと各市町村が24日までに、ホームページで発表した。
 北部12市町村のうち東村長を除く首長11人らは18日、北部振興事業などのお礼をするため上京し、西銘恒三郎沖縄担当相らを訪ねたという。
 関係者によると、感染した3首長を含む10人ほどで18日夜、都内の飲食店で約1時間、飲酒を伴う会食をした。
 首長らは上京中、菅義偉前首相や自民党沖縄振興調査会の小渕優子会長にも面会したという。
 渡具知市長と當眞村長は21日午後に発熱し、その後のPCR検査で陽性が判明した。1日まで自宅療養する。
 仲間町長は2日まで。3市町村は自宅療養中の公務について、電話連絡などで対応するとしている。
 県は県外との往来について、訪問先の感染状況を確認し慎重に検討し、訪問先では、不特定多数との会食などの感染リスクの高い行動は控えるよう求めている。
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