九州高校野球 波佐見、降雨で継続試合 7回終え6点リード

【1回戦、波佐見-日章学園】7回表波佐見1死満塁、代打岩崎樹が右越えに勝ち越し2点二塁打を放つ=ひなたサンマリンスタジアム宮崎

 第150回九州地区高校野球大会第1日は23日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎などで1回戦2試合が行われ、長崎県大会を制した波佐見と日章学園(宮崎)の試合は10-4と波佐見がリードしていた七回終了時点で降雨中断し、継続試合となった。このほか、神村学園(鹿児島)は宮崎学園を14-1の五回コールドで退けた。
 波佐見は初回、井上の中越え適時三塁打と坂口の適時打で2点を先行すると、二回に敵失で1点を加えた。雨脚が強まった六回に4点を失って逆転されたが、七回に得永の安打を足がかりに、一挙7得点で再逆転。四球にも乗じて塁を埋め、岩崎樹や渡辺、この回2打席目の得永の長短打で突き放した。投げてはエース左腕の渡辺が六回以外、三塁を踏ませなかった。
 この日は予定していた4試合中1試合しか消化できず、第2日の24日は日程を変更して7試合を実施。県勢は選抜出場校で推薦枠の長崎日大が同スタジアムの第2試合(12時)で沖縄水産と対戦する。波佐見-日章学園の継続試合は同スタジアムの第4試合(17時予定)で行われる。


© 株式会社長崎新聞社