佐々木朗希は「世界で最も圧倒的」 オリ戦先発に米記者「睡眠を犠牲にする価値あり」

ロッテ・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

「17イニング連続パーフェクトの状態で東部時間の深夜にマウンドに上がる」

ロッテの佐々木朗希投手が24日、敵地・京セラドームでのオリックス戦に先発する。10日の同戦で28年ぶりの完全試合を達成。17日の日本ハム戦でも8回まで完全投球を続け、17イニング連続でパーフェクトを続ける20歳右腕の登板が、海を越えたアメリカでも注目を集めている。

52打者連続アウト中という異次元の投球を続ける佐々木朗の注目度は、遠く離れたアメリカでもにわかに高まってきている。「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者は自身のツイッターで「2022年、世界で最も圧倒的な投手ロウキ・ササキが17イニング連続パーフェクトの状態で東部時間の深夜にマウンドに上がる。2023年のWBCで見ることになりそうな天才についての私の記事はこちら」と綴った。

モロシ記者によるMLB公式サイトの記事では「今年の最も圧倒的な投手が日曜日にまたマウンドに上がる」とし、佐々木朗を紹介。ロッテのエンニー・ロメロ投手の「とんでもない投手だ。彼にはメジャーで素晴らしい将来が待っている。彼が登板するところをみるととてもワクワクするよ。彼はとても若いけど、すでにどうやって投げればいいか分かっているんだ。プレッシャーも感じずにね」とするコメントも紹介している。

また記事では「野球ファンにとっていいニュースは、次のWBCで彼が投げるところを見られそうだということ、悪いニュースはすぐにはMLBには来られないだろうということだ」とも言及。17イニング続く完全投球に関しては「最終的に記録は途切れるだろう」としつつも「投手としての彼は睡眠を犠牲にする価値がある」と指摘されている。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2