序盤は制球に苦しんだものの、3回以降は立て直したダルビッシュ
■パドレス 3ー2 ドジャース（日本時間24日・サンディエゴ）
パドレスのダルビッシュ有投手は23日（日本時間24日）、本拠地でのドジャース戦に先発し、6回無失点と好投した。強力ドジャース打線を1安打に封じた。リリーフ陣が追いつかれて2勝目はならなかったものの、パドレスは延長10回サヨナラ勝ち。元阪神のロベルト・スアレス投手がメジャー初勝利をあげた。
ダルビッシュは2回、スミスの右前安打、テイラー、ラックスへの連続四球で満塁のピンチを招いたものの、ベッツを空振り三振に仕留めた。2回まで3つの四球を与えて制球に苦しんでいたものの、3回以降は別人のように立て直した。
3回を3者凡退に抑えると、4回も連続三振を奪うなど3人斬り。5回、6回もドジャース打線に走者も許さず、6回1安打無失点7奪三振と好投した。2点のリードを守って、今季2勝目の権利を持ったまま90球でマウンドを降りた。
だが、パドレスは2点をリードした8回に3番手ガルシアがピンチを招き、ロジャースが左越えの2点適時二塁打を浴びて同点に。ダルビッシュの白星が消滅した。試合はそのまま延長タイブレークに。10回をスアレスが無失点に封じると、その裏、ノラの犠飛でサヨナラ勝ち。スアレスに嬉しいメジャー初白星が転がり込んだ。（Full-Count編集部）
