芝生でアロハ 気分はハワイ 宇都宮でフェス開催

芝生広場で披露されたフラダンス

 【宇都宮】ハワイ県人会設立を記念した「ハワイアンフェスティバル アロハマカイ」(同県人会栃木事務所主催)が24日、県庁前の芝生広場(栃木会館跡地)と県総合文化センターで開かれ、多くの参加者がハワイ気分を楽しんだ。

 新型コロナウイルスの影響で2年延期されたイベント。広場では華やかな衣装を身にまとったフラダンサーが県庁を背にはだしで芝生の上に立ち、ゆったりと波に揺れるようなリズムで美しいダンスを披露。観客に笑顔を振りまいた。

 センター内のメインホールでは、県内外のフラダンス教室の生徒26チームが日頃の成果を発表した。栃木市倭町、フラダンス教室代表池澤美恵子(いけざわみえこ)さん(73)は「待ちに待った日。みんな本当に楽しみにしていた」と、久しぶりのステージを喜んだ。

 芝生広場では和太鼓やバンドの演奏、国連の持続可能な開発目標(SDGs)などに関するワークショップも行われた。今後も開催予定だという。

芝生広場で披露されたフラダンス

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